十二単衣のうら話

平安時代の女性が儀式用に着た着物で有名ですね。
最高26枚、着物の厚さ16.5cmという記録も残っているそうです。
気温差の激しい日本の気候にあわせて、脱いだり着たりの調節ができるように、
そういう着こなしがされたそうです。
そうしますと、気になるのが、用足し、つまり「トイレ」ですね。
トイレのたびに脱ぐのは大変です。
だからといって、がまんするのももっと大変!
そこで、貴族の女性たちは
「樋箱」(ひばこ)または、「まり箱」というものを使っていたのです。
これは、中国式の腰掛け便器、いわゆる「おまる」です。
十二単衣の中にすっぽりと隠し、おまるにまたがって用を足したのです。
これを下女(げじょ)が川へ捨てに行ったそうです。
今考えると何ともかんとも・・・・。大変だぁ。



もどる