’99.2.15
NO.45
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一般に私たちが執筆を依頼されたり、文章をあらたまって書いたりする時に使われる用紙は、「原稿用紙」である。市販されているもので一般的に広く用いられているのは、400字詰めのものである。
ところで、現場において特に小学校においては、読書感想文などの作文コンクールに出品するような特別な場合を除いて、ほとんど原稿用紙を使用させることは少ないように思えるが、いかがであろうか。
教師側で用意した「作文用紙」というものが、広く教室で使われている場合が多いように思える。作文用紙は、各学年の実態や発達段階に合わせて縦線や横線を何行かに区切って作られたものが多い。そして多くの場合、それで作文指導をまかなっているというのが現状である。
この場合、字数はまちまちであり限定もされていないから、子供の書きたい分量に応じて自由に作文できるように、教師は配慮しているようである。
ところが、小学校を卒業するようになると、いきなり「原稿用紙」に出合い、作文を書く際にはそれを用いるのが主流になってくる。原稿用紙に向かってどのように文を書けばいいのか、字数や記述方法にあまりこだわらず書いてきた子供は困惑するのである。
さて、原稿用紙は、どのように使うべきなのか。その正しい記述の仕方はどうであるべきなのか。
このようなことを小学校のうちから教えておくことは、実は極めて大事なことなのではないかと思われるのである。
野口芳宏氏は、原稿用紙を使わせるほうがいいという理由を次のように述べている。
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がよい。 させることには意味がない。 も、いつでも原稿が書けるようになる。 |
一般的な原稿用紙の書き方としては、別紙のような形になると思われるが、ここでは、野口氏が作成した「原稿用紙の使い方ワーク」というのがあるので、それを紹介したい。
これは、全学年共通に使える貴重なワークである。
ワークの解説についても、一つ一つ氏が述べているので、是非同書を参照されたい。