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                              ’02.1.21
作文指導〜「自分インタビュー作文」
  

▼はじめに

TOSSランドNO.5410167に「花咲ブン子先生の作文教室」というのがある。

そのサイトの中の追試実践を紹介する。 

 これは、自分が自分にインタビューしながら、会話文で書き進めていくというものである。

「  」の表記の仕方さえきちんとできれば、自分の思いを自由に問答しながら書いていくだけであるから、

作文が不得手な子供でも、楽しみながら鉛筆を走らせていける。

 題材は、学校行事・生活・自己紹介など多様に考えられる。

 ここでは6年生を対象に、「中学生になった自分にインタビュー」という題材で、もうすぐ中学生になる期待と思いを綴らせてみた。

 

▼授業記録


指示1 全員起立。もうすぐ中学生です。中学校に入ったら、どんなことをがんばりたいですか。頭の中に思い浮かべた人は座りなさい。
 

 1分以内にクラス全員(40人)が着席した。

 列指名で10名ほどに尋ね、座ったまま答えさせた。


・卓球部に入って活躍したい。
・友達をいっぱい作りたい。
・数学、英語をがんばりたい。
・部活と学習の両立がきちんとできるようにがんばりたい。
・予習、復習をきちんとする。
・堂々と自分の考えが発表できるようになりたい。
 

 以上のように、どの子も自分なりのめあてを少なからず持っているようである。


説明1 みんなすばらしい目標ですね。
さて、今日はそのことを作文にします。
しかし、今日の作文はちょっと変わっています。
「自分インタビュー作文」(板書)です。
 

 原稿用紙を一人一枚配付し、説明を続ける。


説明2 書き方のポイントが3つあります。
①中学生になった自分に、自分がインタビューするのです。そしてそれに自分が答えます。自問自答していくのです。
②聞き役の自分をA、答え役の自分をBとして一人二役で書いていきます。会話で進めていきますから、すべて「かぎかっこ」を使って書いていくのです。
③書き出しのヒントを教えましょう。題名はいりませんから、ABを欄外に書きながら、このように真似をして書き出してみましょう。
 

<書き出しの例>(板書)


A「レッツゴー・インタビューの時間です。
  今日は、○○中学校の1年生になったばかりのボスさんにゲストに来ていただ       きました。
  ボスさん、こんにちは。」
B「こんにちは。」
A「今日はよろしくお願いします。」
B「こちらこそよろしく。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 

 


説明3 では、実際に先生が書いてみたものがありますので、読んでみます。
 

 次の文を読み聞かせた。 


A「レッツゴー・インタビューの時間です。
  今日は、○○中学校の1年生になったばかりのボスさんにゲストに来ていただきました。
  ボスさん、こんにちは。」
B「こんにちは。」
A「今日はよろしくお願いします。」
B「こちらこそよろしく。」
A「さて、いよいよ中学校生活がスタートしましたね。今の心境はどうですか。」
B「ドキドキしていますが、新しく楽しい生活が始まりそうでわくわくしています。」

A「友達はできましたか。」
B「はい。何人かできました。」
A「ボスさんは、どんな中学生になりたいと思っていますか。」
B「いつも明るく笑顔で毎日を過ごしたいです。やっぱりプラス志向ですね。」
A「なるほど。すばらしいですね。
  ところで、勉強の方はどうですか。」
B「算数から数学に変わったし、難しくなったので家庭学習をがんばりたいです。」
A「そうですか。いよいよ部活動も始まりますよね。」
B「ええ。ぼくはダンスが好きなのでエアロビック部に入って、心も体も鍛えたいで  す。」

A「すてきですねぇ。がんばってください。
  今日のゲストはボスさんでした。ありがとうございました。」
B「ありがとうございました。」
 

 聞きながらどの子も、微笑みながらも早く書きたいという表情になる。


質問1 何か質問はありますか。
 

 次の3つの質問があったので、簡潔に答えた。


①名前は書くんですか。
②インタビューの名前は自由でいいんですか。
③何枚書くんですか。
 

 


説明4 ①一行目に名前を書きなさい。会話文は二行目から書き始めます。
③もちろん自由です。おもしろいタイトル期待しています。
③原稿用紙一枚程度でいいです。もちろん書きながら二枚目に入りそうな人は、もう一枚先生の机から静かに持っていきなさい。
はい、では書いてごらんなさい。
 

最初は、鉛筆の止まっていた子供も、書き始めると楽しくなってきたのか集中して書いていた。

早い子供で10分くらいで書き終えた。

 10名ほど描き上げた頃合いを見計らって、できた子供から作文を読ませた。

 どの子の作文にも、遊び心と中学校生活への思いがあり、一つ一つの発表に明るい笑い声と拍手が寄せられた。


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