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ポルトガル探しの旅12  オビドスのレストラン


 

 買い物が終わったのでオビドスに移動します。

オビドスに立ち寄る理由は、ここに恐らくポルトガルでは唯一の

「タイ料理レストラン」がある、と言う評判を聞いていたからです。

実は私は辛い物には目がなく、韓国料理やタイ料理は大好物。

我が家の香辛料−タバスコ、七味、一味、胡椒、わさび、からし

などはあっと言う間に消費してしまいます。

ダンナも辛い物が好きなので、スパゲティを3回も作れば2人で

タバスコを一本使いきってしまうくらいです。(^^;)

タイ料理、特に世界三大スープの一つと言われる辛い海老の

スープ・トムヤムクン、初めてタイで食べた時には

「こっ、こんなンマイものが世の中にあったのかぁっっ!」と

どえらい衝撃を受けました。

もう一つの大好物ウニとこれとどっちを今食べる?と言われると

ものすごく迷うくらい好きです。

そのタイ料理。

日本で食べたのが最後で、ここに来てからは一度も食べて

いません。

オビドスにあるとは聞いていたものの、名前も場所も知らないし

リスボンからもちょっと離れていたので、今まで行ったことが

なかったのですが、このチャンスに行こう!と思ったのであります。

 

 オビドスに到着して少し迷いましたが、ポウザーダ表示のある

方向に少しあがると、ツーリズモアビタサオンがあったので、そこで

尋ねてみることにしました。

「あのう、この近くに、タイ料理のレストランがあるって

 聞いたんですけど・・・。」

「ああ、オリエンタル料理ですか。この下の角をまがってすぐの

 ところにあるレストランがそれです。」

とメガネをかけた親切そうなおばさんがきっぱりと言います。

「ありがとうございます〜。何て言う名前のレストランですか。」

「イルストルカーザ・デ・ラミロですよ。」

「イルストルカーザ・デ・ラミロですね。ありがとう。」

そのレストランは歩いて30秒くらいのところの角にありました。

 

A ILUSTRE CASA DE RAMIRO

Rua Porta do Vale, 2510 OBIDOS

Tel: 262 959 194

 

「こっっ、ここが、夢にまで見たタイ料理〜〜〜。」

「おー、わくわくするなあ。旨いといいよなあ。」

中に一歩入ると、少し薄暗かったのですがレストラン内はビシッと

片づいていて、何やらインテリアもタイっぽい。

流れている音楽もタイっぽい。

ウェイターの人たちは、これまたビシッとした感じでてきぱきと

働いています。

「なんか、ぽいね〜。」

「うん、期待できそう〜。」

席について、メニューを差し出され、目を通します。

「トムヤムクン、あるかな。」

「ソーパのところでしょ〜、えっと・・・・。」

しかし、スープの欄にはよく見るポルトガルスープのメニューが。

「ないねー。」

「料理はどうだろう。」

しかし、料理の欄にはよく見るポルトガル料理のメニューが。

「ないよー。」

「変だなあ。」

「ここタイ料理のレストランじゃないんでないの。でもあの女の人、

 ここのレストランだってきっぱり言ったよねー。」

「うん・・・・。」

しかしごちょごちょ言っていてもしょうがないので、思い切って

店の人に聞いてみることにしました。

仕事に誇りを持って働いている雰囲気のそのビシッとした白髪の

おじさんに「あの〜、ここはタイ料理のレストランではないんですか。」

と恐る恐る聞くと、ちょっとびっくりしたような顔をして

「いいえ、ここはポルトガル料理のレストランです。」と。

え゛ーーーーー!

   
タイ料理のレストランでないなんて〜。(T_T)

(つづく)

 


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