「エイリアン2」
エイリアン2 1986・米
エイリアン2

製作総指揮:
    ゴードン・キャロル
    デビッド・ジャイラー
    ウォルター・ヒル
製作:ゲイル・アン・ハード
監督:原作:脚本:
    ジェームズ・キャメロン
撮影:エイドリアン・ビドル
音楽:ジェームズ・ホーナー

出演:シガニー・ウィーバー
    マイケル・ビーン
    ランス・ヘンリクセン
    キャリー・ヘン
    ポール・ライザー
    ジェニット・
ゴールドスタイン

マザーエイリアン


パワー・ローダーを操るリプリー

物語

宇宙貨物船ノストロモ号を襲った惨劇から57年が過ぎていた。ただ1人の生き残り、女航海士リプリー(シガニー・ウィーバー)は偶然、サルベージ船に発見され、人口睡眠装置から出され地球周回軌道上のステーションに収容された。

リプリーの中にはおぞましいエイリアンの記憶が悪夢として強く残っていた。エイリアンが発見されたLV426惑星は今ではアチェロンと呼ばれる何百人も人が住む惑星となっていたが、突然、LV426との交信が途絶えた。

調査隊が結成され、リプリーも再び、あの悪夢の惑星に向かうのだった。
リプリーの条件はただ一つ、エイリアンを地球に持ち帰らない、そのことだけだ。
V426惑星に到着した一行は驚愕した。住人が見当たらない。生命反応は無く、所々にエイリアンとの凄まじい戦いの痕跡が残されていた。

ただ一人、まだ幼い7才の少女ニュート(キャリー・ヘン)が隠れていた。彼女は恐怖とショックで口もきけない状態だった。リプリーはレベッカに優しく接し心をほぐすと、ニュートは次第に打ち解けてきた。

やがて一行は、恐るべき光景に出会う。エイリアンの繭の中に植民者たちが生き埋めにされていた。その中から変態を終えたエイリアンが飛び出して来た。火炎放射器で応戦するリプリーたち。

エイリアンは壁から天井からやってきた。火炎放射器で応戦する。一人、また一人、エイリアンの餌食にされ、一行は窮地に立たされた。
リプリーは、現状を打破するには上空からの核攻撃しかないと提案した。

バーク(ポール・ライザー)はエイリアンを地球に持ち帰りビジネスにしようとしていたから、リプリーの提案には絶対反対だ。
だが、エイリアンの大群との戦いの末、バークはエイリアンに殺され、勇敢な仲間も死んでいく。

宇宙空間に待機している着陸船を合成人間のビショップ(ランス・ヘリクセン)が遠隔操作で呼び寄せた。

惑星の冷却装置が爆発する時間は刻々と迫っていた。生き残りはリプリーとニュート、ヒックス(マイケル・ビーン)、それと合成人間のビショップだけだ。
そんな戦いの中、ニュートがエイリアンに捕まった。リプリーが追おうとしたがヒックスが止めた。「我々も危ない!」
しかし、惑星の爆発まであと19分残っていた。「もう少し待って」リプリーは武器を持ち、ニュートの救出に向かった。

基地全体が爆発の予兆を示していた。そんな中でニュートの居場所を探していたリプリーが見たものは・・・・・マザーエイリアンだった。マザーは卵を産んでいた。ニュートは近くの繭の中にいた。
リプリーはニュートを繭から助け出し、逃げる。エイリアンの大群が追う。火炎放射器と銃弾を使ってエイリアンを一網打尽にするリプリー。

ビショップの操縦する着陸船に乗り込み、惑星を離れた直後、惑星LV426は核爆発を起こした。
やっと助かった。「人間にしては、なかなかやるね」と、リプリーを誉めたビショップの体が突然、貫ら抜かれた。マザーエイリアンだった。エイリアンはどこからか着陸船に乗り込んでいたのだ。
ニュートを逃がしたリプリーは、パワー・ローダーの中に入り、エイリアンと対決する。ぶつかり合うエイリアンとリプリーは、貨物搬入口に落ちた。エアロックをリプリーが開けた。もの凄い勢いで空気が船外に逃げる。エイリアンはリプリーの足を掴むがやがて宇宙に放り出された。

凄まじい戦いが終わった。リプリーとニュートは固く抱き合った。
映画館主から

リドリー・スコット監督の「エイリアン」’79から7年。今度はジェームズ・キャメロン監督が前作を上回る大アクションに仕立てました。

全編凄まじいまでのアクションの連続、シガニー・ウィーバーの面目躍如たるSFアクションです。第一作目の「エイリアン」に続いて主役を演じ、四作目まで続きましたが、この「エイリアン2」が最高。
シガニー・ウィーバーは身長180cmの大柄な女優です。この「エイリアン」シリーズでスターになりますが、「愛は霧のかなたに」’88、「ワーキングガール」’88、「死と処女」’94、「コピーキャット」’95などでも演技派として活躍しています。

監督のジェームズ・キャメロンは’97に「タイタニック」で世界的な大ヒットを飛ばし、それまでの興行成績を塗り替えました。アカデミー賞の11部門獲得も「ベン・ハー」と並びました。
「エイリアン2」では、キャメロンのサービス精神が全開。ラストのラストまで、手に汗握るアクションの連続で、見終わったら肩が凝っていました。

キャメロンは強い女性が好きなようで、「エイリアン2」はもちろん、「ターミネーター」シリーズのリンダ・ハミルトン(キャメロンはリンダ・ハミルトンと再々婚したが、離婚した)や、「アビス」’89のメアリー・エリザベス・マストラントニオ、「トゥルーライズ」’94のジェイミー・リー・カーティス、「タイタニック」’97のケイト・ウィンスレットなど、いづれも映画の中で重要な役柄で使っています。
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