| 砂の惑星(デューン) 1984・米 | ![]() |
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![]() 製作:ラファエラ・デ・ラウレンティス 監督:脚本: デビッド・リンチ 原作:フランク・ハーバート 撮影:フレディ・フランシス 音楽:TOTO 出演:カイル・マクラクラン フランチェスカ・アニス ホセ・フェラー スティング ショーン・ヤング マックス・フォン・シドー ユルゲン・プレフノフ ケネス・マクミラン リチャード・ジョーダン シルバーナ・マンガーノ ![]() カイル・マクラクラン(左)とスティング ![]() 体長450メートルの砂虫 ![]() ギルト・ナビゲーターの怪物 |
物語 砂の惑星・・・・それは砂丘(デューン)として知られる砂漠の惑星アラキスのことだ。アラキスは不老不死の薬として使われる中毒性のある薬物メランジの唯一の産出星である。 時は、人類が恒星間帝国を築き上げた遥かな未来。 皇帝シャダム四世は従弟にあたる公爵レト・アトレイデスに惑星アラキスを新たな領土として与えた。しかし、皇帝は密かにアトレイデス家の仇敵ハルコネン家と手を結び、大公家の間で人気のあるレトを失脚させようと画策していた。 アラキスに着いたアトレイデス公爵家を待っていたのは、信頼していた医師ユエ・ウエリントンの裏切りと、ハルコネン家が皇帝から借り受けた恐るべきサルダウカー軍団による襲撃だった。 レト公爵はハルコネン男爵に捕らわれ、自害した。 レトの息子ポールは、母ジェシカと、かろうじて広大な砂漠へと逃れた。二人は、公爵の副官ダンカン・アイダホと惑星生態学者リエト・カインズの決死の献身に助けられ、惑星アラキスの原住民、フレーメンの集団に紛れ込む。 “砂漠の民”フレーメンは、砂の惑星の過酷な環境の中で生き抜いてきた。彼らは、皇帝のサルダウカー軍団に匹敵する驚くべき戦闘能力を持っていた。この力を結集すれば、今や再びアラキスを支配するようになったハルコネン家打倒も夢ではない。 ポールはフレーメンの一員となった。やがて、フレーメンの儀式に従い、ある種の薬物を飲むテストを受けた。この、“生命の水”によって、彼の意識は研ぎ澄まされ、未来を透視する能力が備わった。 フレーメンはやがて世界の外から救世主(クイサッツ・ハデラッハ)がやって来ると信じていたが、ポールこそがその救世主であった。 ポールは、砂漠に住む巨大な砂虫を操る術を覚えた。フレーメン女性チャニを妻とし、フレーメンから“モアディブ”という尊称を得て名実ともにフレーメンの指導者となった。 ポールとフレーメンの軍団は、皇帝とハルコネン男爵のサルダウカー軍団に最後の戦いを挑むべく立ち上がった。 |
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| 映画館主から フランク・ハーバートのベストセラー小説「砂の惑星」の映画化です。小説は1965年に発表されて以来、何度か映画化が試みられましたがいずれも実現せず、ディノ・デ・ラウレンティスが「エレファントマン」のデビッド・リンチ監督を起用して初めて実現しました。 メキシコでのロケ準備に半年、撮影に半年を費やし、7カ国から集まった1,000人以上のクルー、15,000人のエキストラが参加。制作費は5,000万ドルといわれています。 デビッド・リンチ監督は「イレイザーヘッド」で注目を集めましたが、その作風は異質なものへの偏愛、不条理な傾向が色濃く、万人向けとはいえませんが、熱狂的なファンが多く、カルトムービーの代表格です。 映画「エレファントマン」、「ブルーベルベッド」、テレビシリーズ「ツインピークス」・・・いずれも、おどろおどろしい、しかし、魅惑に満ちた映像が印象的でした。 この「砂の惑星」でも、空中に浮くハルコネン男爵や、ギルト・ナビゲーターの巨大な怪物、体長450メートルの巨大な砂虫などの描き方にリンチらしさが彷彿しています。やはり、リンチはすこし変な監督です。 ポール役のカイル・マクラクランはリンチ監督のお気に入りで、「ブルーベルベッド」や「ツインピークス」でも主役を務めています。 脇をホセ・フェラー、マックス・フォン・シドー、シルバーナ・マンガーナなどの往年の名優が固め、イギリスのロックバンド「ポリス」の人気ボーカル、スティングが出演したのも話題でした。 参考文献:公開時 パンフレット |
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