| リオ・ブラボー 1959・米 | |
![]() 製作:監督: ハワード・ホークス 脚本:ジュールス・ファースマン リー・ブラケット 撮影:ラッセル・ハーラン 音楽:ディミトリ・ティオムキン 出演:ジョン・ウェイン ディーン・マーティン アンジー・ディキンソン ウォルター・ブレナン リッキー・ネルソン ワード・ボンド ![]() |
物語 アル中のデュード(ディーン・マーティン)が酒場にやってきた。飲みたいが金が無い。それを見たならず者のジョーがコインを痰壷へ投げ入れた。皆がからかい半分で見守る中、デュードは痰壷へ手を・・・、その時、痰壷を蹴飛ばした男、保安官のチャンス(ジョン・ウェイン)だ。デュードは近くの棒でチャンスを殴り倒した。しかし、デュードは数人に羽交い絞めにされ、ジョーに殴られる。それを止めようとした男をジョーは撃ち殺した。 チャンスはデュードの助けを借りてジョーを逮捕した。デュードはかってチャンスの助手だったが、数年前、女に失敗し、このところ酒びたりだったのだ。しかし、ジョーにはリオ・ブラボーのボス、ネイサンという兄がいる。ネイサンはジョーを救い出そうと大勢の部下を動員して町を封鎖し、ジョーを渡せと迫った。 チャンスの味方はアル中のデュードと牢の番をするビッコのスタンピー老人(ウォルター・ブレナン)しかいない。 町へ来た幌馬車隊の隊長ウィーラー(ワード・ボンド)はチャンスに手を貸そうとしたばかりにネイサンの雇った殺し屋に殺されてしまう。その隊長の部下に若いコロラド(リッキー・ネルソン)がいた。 幌馬車でやってきた中に博打打の女、フェザース(アンジー・ディキンソン)がいた。彼女はひと目でチャンスに惚れたが、チャンス同様口には出さない。 そんな時、デュードが人質に捕られた。ネイサンの仲間3人がやって来た。コロラドの機転でコロラドとチャンスは敵を倒した。やがて、聞こえてきた「皆殺しの唄」のメロディ。 助けられたデュードは、酒を断つと心に誓った。酒さえ飲まなければデュードはコロラド位の腕はある。しばし、保安官事務所でくつろぐ時間、コロラドのギターで歌うデュード。スタンピーもそれに興じた。 ホテルにネイサンの部下が張り込んでいた。またもやデュードが人質に捕られた。 町のはずれの小屋へジョーを連れて行くチャンス達。デュードとの交換だ。デュードとジョーは離された。互いに近づく。その時、デュードはジョーを殴り倒し塀の陰に身を隠した。 最後の決戦が始まった。幌馬車隊のダイナマイトをスタンピーが持ち出した。ダイナマイトをスタンピーが投げる。チャンスがそれを撃つ。敵の小屋がぶっ飛ぶ。デュードも撃つ。ダイナマイトの威力は抜群。敵はあえなく白旗を上げた。 戦いは終わり、チャンスはホテルに滞在しているフェザースのところへ向かうのだった。 |
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映画館主から ジョン・ウェインを中心にディーン・マーティン、ウォルター・ブレナン、、リッキー・ネルソン達の会話の投げあいが楽しい西部劇。特にブレナンの頑固ジジイぶりが笑いを誘います。 この構図は「エル・ドラド」、「リオ・ロボ」へと受け継がれていきます。 フレッド・ジンネマンの「真昼の決闘」と良く似たシチュエーションですが、この映画には悲壮感はありません。 ハワード・ホークスはジョン・フォードと並ぶ西部劇の大家ですが、「暗黒街の顔役」、「三つ数えろ」、「脱出」などのハードボイルドの名作や、「ハタリ!」、「紳士は金髪がお好き」、「ピラミッド」などの異色作も残しています。 西部劇では「赤い河」も忘れられません。 ジョン・ウェインは身長、193センチと堂々たる体格でした。共演のディーン・マーティンは183センチ、なんとビッコの老人を演じたウォルター・ブレナンも183センチでした。飛行機事故で亡くなったリッキー・ネルソンについては資料がありませんでした。 この映画の主要な俳優は亡くなってしまいましたが、スクリーンの中に息づき、唄を歌ってくれます。リオ・ブラボー!!と叫びたいです。 男同士のつながりの素敵な時間を有難うと、この映画に乾杯! |
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