世界遺産にふさわしいドメインを取得!
1 名前: junkubo.comの元・管理人 投稿日: 2001/8/7(火) 00:14:00
お久しぶりです。というか、ここは初めての書き込みになりますね。
junkubo.comの元・管理人のものです。
このたび、新しい独自ドメインを獲得しました。
世界遺産にふさわしいようにと、http://heritage.jp/というドメインを
取らせて頂きました。(heritage=遺産)
まだ、ページの引越しはしておりませんので、見れません。
今のところは、http://www.junkubo.com/です。
もし、世界遺産フリークでxxx@heritage.jpのメアドがほしい方に
メアドをあげます。(そんな奴いないか・・・。)
宣伝をしちゃってすみませんでした。
これからもよろしくお願いします。

2 名前: 収斂 投稿日: 2001/8/8(水) 01:01:51
どうも御無沙汰してます。
聞くところによると大学入試をひかえて勉強中だそうですね。私のように過ぎてしまうと、その時の苦労もぼんやりしたものに感じられますが、蛍雪時代はいいものです。頑張ってくださいね。
なんか私でもアドバイスできることがあったら何なりとどうぞ。世界遺産以外のお話大歓迎です。

3 名前: じょび 投稿日: 2001/8/8(水) 02:52:23
 いやあ、蛍雪時代ですか。なつかしい。
 僕は一浪しました。だから、無理せず受験勉強してください。
 しかし、世界遺産が好きな人って文化系かと思いきや、収斂さんのように理系の方もいるのにはびっくりしました。
 どんな頭脳をおもちなのでしょう?

4 名前: junkubo.comの元・管理人 投稿日: 2001/8/8(水) 02:52:26
どうもありがとうございます。
ホームページのほうは、受験を控えているんで新・管理人に任せちゃいました。
でも、なんかさびしくてね。大学入ったら、また世界遺産の研究をしたいと思います。

えっと、聞きたいことがあるんですが、大学にはサークルと部活があるって
聞いたんですが、何が違うんですか?
あと、大学に入っても定期試験とかあるんですか?

5 名前: 収斂 投稿日: 2001/8/10(金) 22:44:26
久保さん>
名前出していいのか迷いましたが、まあ気にしないでください。(^_^)

大学のサークルと部活の違いといっても、そもそも明確な定義なんて存在しないように感じられますが、感覚的には、部活はどちらかというと体育系、サークルはそれ以外って感じでしょうか。サークルにもいろいろありまして、幽霊サークル(ほとんど活動していないサークル)も少なくなく、またスキー同好会や学祭企画サークルのような期間・季節限定のサークルもあります。ちなみに私は4年間、混声合唱団のサークルにいました。私のパートはセカンドテナーです。あのころが一番楽しかったです。その頃の友人とは今でも付き合いが続いています。

試験の質問ですが、はっきり言って勉強はしっかりやってください。私が学部時代を過ごした大阪の待兼山にある大学では(なんと最近そこから古墳と土器の破片が出たそうで超ビックリ!)、教養過程は出欠が重要でしたが、専門課程に上がると、出欠なんかほとんど無意味で、あまり重要ではありませんでした。定期試験はあまりなくて、むしろレポートが多かったです。一回生より二回生、二回生より三回生、というふうに学年が上がるほど殺人的な忙しさでした。当時はカリキュラムが削減される前だったから、学生実験が一年間に17回(その翌週にレポート提出)あって、それにほぼ2ヶ月毎に提出する製図学(構造設計レポートだけでA4で数十枚にもなる)があって、さらに大学院試験用の講習とレポートがあったから、寝る暇がありませんでした。今もいいかげん忙しいですが、その頃よりはずっとマシです。

最近アルバイトやっている学生が多いのですが、自分の場合そんな暇はありませんでした。幸い修士課程から日本育英会一種を取ったから良かったですけど。

このHPで理系の方といえば浦に〜と管理人もそうですよね。そろそろ卒論のテーマも決まったはずですが、私も知りません。何でしょうねぇ。

ちなみに私の卒論は、長波・短波相互作用方程式という群速度と位相速度がカップリングした二つの非線型方程式を、イオスやキルヒゲスナーがやった、四次元マトリクスで解析近似解を出す方法を適用して解くというものです。長波・短波相互作用方程式は振動孤立波がカオスに分岐するのではないかと考えられていた非線型方程式の一つで、その解法を寝ても覚めても考え続け、ノートを10冊近く計算し、やっと振動孤立波を導出するところまでは成功しました。ちなみに固有ベクトルの成分が全て純虚数になります。たったそれだけですが、私の修士論文より頭を使っています。当時はパソコンがほとんどMacだったからフリーズばかりして嫌でした。そんなMacにMathematicaという重いソフトを入れて、それを駆使しました。最近、今の研究室でそれを購入してもらったのですが、見違えるくらいversion upしていてうれしかったです。でも最近は解析的なことって全然してなくて淋しいです。計算機がとにかく数値的に結果を出してくれますので・・・。

ちなみに修士論文は実験中心のものであまり頭を使いませんでした。測定対象は代替冷媒の熱物性値で単成分4種と混合成分2種を自前の混合成分2種の8種を−30℃から+60℃まで10℃おきに熱伝導率を測定していくというものです。定常待ちに30分から2時間かかる実験を一年間に700回くらいしましたが、その冷媒の物性値は全て、既にREFPROP.version 6.0 としてアメリカでは公表されていて、疲れただけの修論でした。

大学ってこんなところです。参考になりましたでしょうか???

6 名前: junkubo.comの元・管理人 投稿日: 2001/8/11(土) 00:26:15
分かりましたぁ。なんか、受験勉強より大変みたいですね!
がんばってくださいね。
後半の話は、難しいですけど、僕も理系なんでこの辺の研究もやるのかなと思うとワクワクしますね。
でも、理系だと実験に追われて、バイトが出来ないのはもちろん、体育会系の部活にも入れなそうですね。
大学行ったら、遊べると思ったのにぃ。

7 名前: じょび 投稿日: 2001/8/11(土) 01:44:54
 こんなやりとりを見てると、文系だった僕は楽すぎましたか?
 授業に出た時間の割合は1年9割、2年7割、3年5割、4年3割でした。で、卒業前に単位を2つ落とし冷や汗ものでした。申し訳ありません。
 で、勉強はあまりしなかったのでけれど、今思うと、もっといろんなことをしていればよかったかな、と思います。
 楽しかったのは事実ですが。

8 名前: junkubo.comの元・管理人 投稿日: 2001/8/11(土) 21:17:23
理系と文系では、大きく違うようですね。
大学に行ったら、やりたいことが自由に出来ると聞いていたので、大学には期待をしています。

あと、このスレッドの本題でもあります、ページの引越しですが、無事完了したようです。(僕がやっていないので、定かではないんですが・・・。)一応、お知らせしておきます。浦に〜とさんには、正式なメールを送らせて頂こうかと思います。
よろしくお願いします!

9 名前: じょび 投稿日: 2001/8/14(火) 07:28:01
 でも…。
 ぼくはバブルがはじけた直後に就職したから、いまほど困難ではありませんでした。
 いまの学生は、就職難なんだから、しっかり勉強するか、人にはないスキルを身につけるべきでしょう。

 でも、学生になったら、しっぱい世界遺産巡りができるのかな? うらやましい。

 浦に〜とさん>
 卒論、なにがテーマなんですか? 世界遺産に関係することですか?

 PS 理系の世界遺産、もっとふえてもいいかも。鉄道や蒸気の動力などの技術系はあるけど。
 ルター関連のものや、ダビンチ関連のものの一方で、ニュートンやガリレオ、コペルニクスの関するものも登録されてもいいかな?
 エジソンは「裏遺産」ですが…。

10 名前: 浦に〜と 投稿日: 2001/8/21(火) 09:46:40
junkubo.comの元・管理人さん>
返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
大学について、私はサークルや部活に関わっていないので、その辺のことは分かりません。また試験は、それほどまで苦労したと言う記憶はありません。実験では、楽な物もあれば どうしようも無いという物もありました。真面目に授業に出るのならば、1・2・3年は学生実験と学科の講義で、あまり時間は取れないと思います。(しかも個人的なことですが家から学校まで距離がありましたので)。今はゼミと卒論だけです。

収斂さん>
じょびさん>
私の卒論のテーマは、「東京の植生調査」です。都内二箇所(江東区南部および新宿区)で雑草を取ってきて、標本にし、結果をまとめるというものです。そもそも私の学科は応用生物科学科、すなわち生命工学とか分子生物学とか、細胞以下レベルで生命を解析するのですが、3年間の講義や実験でそういったものにそれほど興味を持てませんでした。でも生物には元々興味があったので、目に見える大きさのもので何かやりたかったので、植生調査になったという訳です。

はじめは、国内の世界遺産登録地とその他の原生林とで植生や保全状況を比較し、世界遺産に登録出来そうな場所を考えたいと申し出たのですが、そういった研究は実物の森を見ないとダメだから出来ないと、却下されました。

11 名前: 収斂 投稿日: 2001/8/22(水) 03:43:17
浦に〜とさん>
それは残念でしたね。浦に〜とさんなら、きっと立派な論文を成したでしょうに。でも、東京でそういった原始林の調査をするとしたら、やっぱり日数的に難しいかもしれませんね。ただ、そういうフィールドワークは今後のためにも貴重な経験ですから、頑張ってください。

私は、東京でも自然林に近い場所として、明治神宮の森を研究対象にしたらどうかと思います。 多分ご存知でしょうが、あそこは人工林です、しかし植生を考慮して作園したので、限りなく原生自然林に近い状態で保護されています。この植生を自然保護の理想例と見なし、東京にある一般的な自然公園に見られる植生と比較すると、他の公園の植生の乏しさが具体的に見えてきて、ひいては自然遺産地域の保護と人間の共生についての指針に貢献するのではないでしょうか。実際、自然遺産地域の貴重な自然も、大挙して来る観光客によってその植生が変化している現状です。都会の中のオアシスともいうべき明治神宮の森が保たれていることから発展させて、世界自然遺産の問題についても議論が出来る気がします。(生物学を知らないのに勝手なこと言ってすみません)

ほかに、最近の大都市のヒートアイランド現象と地球温暖化を考えれば、東京にも亜熱帯地域の動植物が生息している可能性は否定できません。そういう視点も入れるとまた違った見方ができます。最近話題の屋上緑化についても、それに有効な植物種の比較検討は面白いかもしれませんよ。この研究は建築学科でよくやられているテーマですが、結構アバウトだし、しかも彼等は植物学の知識があまりないから、熱工学的な視点だけで論文を書いてます。生物学科でもやれるテーマと思います。

私は植生調査の実態をよく知らないので、間違っているかもしれませんが、こういう場合、むやみやたらに植物を調べるよりも、コケ類とか、菌類とかに絞って植生分布を調べた方がいいような気がしますがどうなのでしょうか? それともそんな特定種類に絞る必要はないのでしょうか?

12 名前: 浦に〜と 投稿日: 2001/8/23(木) 09:23:36
じょびさん>
理系関連のものといっても、登録するには文化遺産の登録基準(6)の範疇ですよね。
そのような歴史的にどうこうといったものではなく、キタキツネさんがご指摘なさっている摩周湖など、学術的な関心を有するものや、研究対象として世界的に重要であるということを登録基準にするのも必要になってくるかもしれません。

収斂さん>
卒論の研究場所は、単に行き易いということで決められました。江東区南部は自宅から近く、自転車で廻れるところであり、しかも教授は波止場辺りから変な帰化植物が見つからないかと期待しているようなのです。一方の新宿区(都庁から神楽坂にかけて)は通学途中であることによります。

明治神宮はすばらしい林が形成されているところですが、武蔵野の原始植生とは違いますよね。あそこは、神宮造営の時に全国から色々な樹を持ち寄って植樹したところです。元々の面積も広いし、造営された時点ですでに1万本近い樹がありました。そして今では樹だけでも13万本といいますから、そこらにある公園とは規模も歴史も大きく異なるわけです。

この明治神宮も調べれば面白かったかも知れませんね。人工林の理想形と言えるかどうかは分かりませんけど、植生だけでなく、配置や施設などの設計も合わせて調べれば、東京の公園について色々なことも分かりそうです。

余談ですが渋谷区には明治神宮及び代々木公園と、新宿御苑の南西側があるため緑地の占める比率は高い一方で、区立公園で良いのがあまりありません。渋谷区の資料を見ると、「緑豊かな・・・」と書かれていますが、実際歩くとそうでも無いことに気付きます。どうも、神宮の森があることで緑について満足しているようにも思えてしまいます。あるいは、単に渋谷区の面積が狭いことや、早くから開発が進んでいたことに起因しているのかもしれませんが・・・。神宮の森を調べれば、行政の公園の取り組みまで見えてくるかもしれませんね。

13 名前: 浦に〜と 投稿日: 2001/8/28(火) 09:08:53
上の書込みを補足。
江東区南部の埋立地を採集地として選んだ理由は帰化植物がありそうだからと書きましたが、一方の新宿区を選んだ理由は、新宿駅周辺を含む人の往来の激しい場所ではどうなっているのか、また近くの閑静な住宅地とは違うのか、ということを調べるためです。