- はじめまして!
- 1 名前:J大学のY
投稿日:2001/8/19(日) 15:07:24
- 今、世界遺産について調べています。
もともとは、カンボジアのアンコールワットについて
ちょっとだけ興味があって、そこから発展して、世界遺産について調べてみようかな〜っと思ってカキコしました。
世界遺産について調べるといっても幅広いと思うので、私は地域別の遺産を2,3個ずつ取り上げてその保存状態や歴史などを調べて比較してみようかなと思ったのですが、いまいちリサーチするには浅すぎる様なきがするのです。
何かいいアイディアがあったら教えてください。
- 2 名前:収斂
投稿日:2001/8/20(月) 03:41:39
- こちらこそはじめまして。J大学って上智大学でしょうか?
詮索してすみません。
世界遺産を調べるなら、むしろ保存についての意気込みが異なる地域を2、3選ぶと、今後の問題点も見えてきていいかもしれませんよ。例えばヨーロッパとアメリカ合衆国と日本なんかを比較するのはどうですか。ヨーロッパの物件としては、戦争で破壊されても完全に復元するため頑張った地域を、アメリカ合衆国からは、伝統・歴史が浅くても、それを大事に育てていこうとしている地域を、日本は、たとえ戦争で破壊されなくても、利便性を追求して景観を犠牲にした地域を、というふうに性格を変えて見つめるといいかもしれません。そしてそれぞれの地域の問題点と今後の取り組みなんかを比較するといいかもしれません。例えば日本では、最近景観を重視した意見が、少しづつですが出てきています。一方、欧州では、移民などの問題で、パリでさえ、景観を守るのが難しくなっています。テーマはいろいろありますよ。頑張ってください。
- 3 名前:浦に〜と
投稿日:2001/8/21(火) 10:05:24
- はじめまして。
世界遺産に登録されている物件について、その保存状態や保存の歴史といったものはあまり伝わってきません。徹底して調べるのならば、その世界遺産を持っている国や自治体に直接、どういったことをしているのか問い合わせるしかないと思います。ちなみに自然遺産に関しては、保護の歴史や問題点をまとめた詳しい文章が、IUCNのウェブサイトかどこかに載っていたと思います。
例えば今後の世界遺産登録の可能性を考えるには、保護に関する情報や自治体の取り組み方は絶対に必要になってきます。大変かもしれませんが、世界遺産の物件解説だけでなく、このような部分を大きく取上げるのも重要なことだと思うので、是非深い研究をなさってください。そして何か面白いことが分かりましたら、この掲示板でもご報告して頂きたいです。
- 4 名前:J大学のY
投稿日:2001/8/22(水) 11:01:46
- アドバイスありがとうございます。
ちなみに、ばればれでしたが、上智大学であってます・・・(>。<)
>収斂さん
私の、専門は外国語なので、本当は世界遺産なんて基本のきも分かってはいないのですが、
最近、将来この語学をどうやっていかせるかなあと思っていろいろ考えています。そんなわけで、とりあえず、興味あることにいろいろ首を突っ込んでみようかな
って思ったわけです。
研究といっても、調べる期間が1ヶ月ほどしかなくて、少ないのでどの程度掘り下げて調べられるかはまだ分からないのですが、何か分かったらこの掲示板に書き込んでおこうかな〜と思います!
これからも、ちょくちょくここに来ます!!
相手してくださいね!
- 5 名前:日光山伏
投稿日:2001/8/29(水) 20:20:22
- J大学のY様
はじめまして。最近こちらにカキコを始めた日光山伏です。私も実はつい10年程前まで同じJ大学におりました。専門は学部では外国語のドイツ語でしたが、言葉だけ勉強してもしょうがないので、独文の講読や史学のゼミにお邪魔しながら興味を広げ、大学院では史学専攻でドイツ文化思想史をやりました。しかしそのうちに、西洋文化についてばかり勉強をしている自分が、地元の日本を何も知らないでいることに気がついて愕然とし、何気なく日光でアルバイトをしているうちにここに住みついてしまいました。ここは日本の宗教文化の1つの典型が存在する土地なので(この点も世界遺産の登録根拠になりました)、勤め人のかたわら週末は山伏になったり、地元日光のユネスコ協会で地元の世界遺産の保護に関わる活動をしながらいろいろと考える材料を見つけています。そういえば同協会の会長もJ大学の卒業生だったっけ。
世界遺産について研究するといっても、この概念自体があまりに裾野が広く、世界中にある世界遺産にしてもその内容や登録根拠は千差万別なので、やはり何かしら特定の視点や問題意識から世界遺産をとらえるとよいと思います。たとえばお金がなくて自前では満足な文化財保護ができない発展途上国の問題でもよいし、ツーリズムと文化財保護の両立の問題でもよいし、文化財が壊されてゆく内戦下の国々に対する国際機関の働きかけとそのジレンマの問題でもよいし、特に負の遺産に対する各国政府の反応の違いに見られる国際政治の問題でもよいし、その国民の精神を体現した文化財としての世界遺産とナショナリズムとの関係でもよいし、大学の卒論になりそうな面白い切り口はいくらでもあるでしょう。ただどんな切り口でも必要なのは、各々の世界遺産に真っ先に関わり保護の主体となる地元民の視点だと思います。
じっくりと勉強してよい研究をして下さい。
- 6 名前:J大学のY
投稿日:2001/9/14(金) 01:26:36
- 日光伏山さんへ
ずいぶんと遅くなってしまいました、ごめんなさい。
アドバイスありがとうございます。私が今進めているのは卒論ではなくて、
ただの学科の勉強の一味なんです。本当に調べてみるとたくさんの問題点があることが分かり、
トピックがなかなか決まらないのが現状です。
私も外国語学部英語学科の者ですが、国外の事にどうしても目が行ってしまいがちで、
日本の事について、母国にもかかわらず知らないことが多すぎだと私も思います。英語なんて特に、
ただやっていても仕様がないので、授業では様々なトピックに関して調べ、みんなで発表しあうというような
事を主に行いつつ、英語学習をしています。その一環で、世界的な問題を挙げ、そrについてのプレゼンをするわけなんです。
ユネスコ協会に関わる活動をしているとか、とてもすばらしい事だと思います。世界遺産を調べると、ユネスコは必ず登場しますよね。
今、世界遺産に関わる文献をあさっています。まだ、自分の興味がどこにあるのかいまいちはっきりしないのですが、
決まったら書き込みをしに来ます。頂いたアドバイスも視野に入れてみます。またなにかあったら、教えてください。