NO.142



 


詩の授業〜銀河
 

                           

○ 授業の流れ(構想)

 1回範読する。


指示1 全員起立。音読します。一回目はその場で。二回目は後ろを向いて、三回目は先生
の方に体を向けて読みます。読み終わったら座って唇読みしなさい。
読むたびにすらすら読めるようにしなさい。では始め。
 

 全員着席したのを確認してからの指示。


指示2 この詩をそっくりそのまま視写しなさい。できたら持っていらっしゃい。
     合格した人は暗唱していなさい。
 

 国語の授業開きともなる最初の教科書教材である。
 ここでしっかり写すことを指導しておきたい。「隣同士ノートを交換して点数を付けなさい。」ということもある。

 いずれ、ノートの個別指導に時間をかけることなく、手短にポイントを指摘することが肝要である。


指示3 この詩を読んで気づいたこと、分かったこと、思ったことを箇条書きにしてノートに書
きなさい。時間は3分です。
 

ノートへの書き方を指導しながら、どんなことでもいいからたくさん書けるように促す。
作業後、指名なし発表。その後、テンポよく以下の発問群を投げかける。


発問1 文はいくつありますか。
 

 3つである。句点の数で分かる。


発問2 ぶつかり合っているのは何ですか。
 

 


発問3 重なり合っているのは何ですか。
 

 発問2,3ともに「星たち」である。


発問4 河のように光っているのは何ですか。
 

 ここでは「星たち」と「銀河」が出るであろう。どちらも間違いではないが、私自身は「銀河」ととらえたい。

 なお、余裕があれば「河」と「川」のちがいについてもふれたい。


「川」・・・・地表の水が集まって、くぼ地に沿って流れていくもの。
       雨水や地下水が集まって、くぼ地を辿って流れ下っているもの。
「河」・・・・もと中国の黄河のこと。したがって、特に大きな川に使うことがある。
 

 


発問5 牛乳をこぼしたように見えるのは何ですか。
 

 「銀河」である。


発問6 「銀河」を別の言葉で表しているのは何ですか。
 

 「乳の道」と容易に出されるであろう。


発問7 どうして「銀河」「乳の道」ここにだけ「  」がついているのですか。
 

 これは、命名された固有名詞だからである。


発問8 この詩を2つに分けます。どこで分かれますか。
 

 これに関しては、次の二つの意見が出るに違いない。


A・・・河のように光っている「銀河」。  で区切る。
B・・・「乳の道」とも言うそうだ。    で区切る。
 

 できれば言葉を根拠に討論させたい。最後の行「どっちも」の「も」が決め手だ。

 

(教材詩・・・光村国語五上銀河扉の詩

あの遠い空にひとすじ、
星たちが、
ぶつかり合い、重なり合い、
河のように光っている「銀河」。
牛乳をこぼしたようにも見えるから、
「乳の道」とも言うそうだ。
どっちもいい名前だなあ。

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