江南省の銭局

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江南省には２箇所の銭局が有るとされています。下記の銭局一覧をクリックしてみて下さい。

満漢寧	背左の方は満文で"ning"と音写し、漢文では背右の通り"寧"と成ります。地方局。江南省江寧府鋳とする説と甘粛省寧夏鎮鋳とする説とがあり、今もってどちらの鋳銭か不詳です。収集誌で連載の清朝銭図説では江南省江寧府鋳の説をとっています。宝寧局(別掲)も有りますが、こちらも微妙な状況です。こちらを江寧府局だと仮定すると、下記は江西省局となります。先頭へ・地域名一覧へ・局名等諸説一覧へ・ホームへ

満漢江	背左の方は満文で"ning"と音写し、漢文では背右の通り"寧"と成ります。地方局。江南省江寧府鋳とする説と江西省南昌府鋳とする説とがあり、今もってどちらの鋳銭か不詳です。収集誌で連載の清朝銭図説では江西省南昌府鋳の説をとっています。宝江局は有りません。康熈には楷書/行書/草書の違いが有ります。こちらをご覧下さい。こちらを江寧府局だと仮定すると、上記は寧夏局となります。先頭へ・地域名一覧へ・局名等諸説一覧へ・ホームへ

局名	読み	鋳造地	鋳造元号
江南局	こうなんきょく	山西省太原府	光緒

江南(宝陵)局

背右の方は満文で"ling"と音写し、漢文では"陵"と成ります。清朝銭譜では江南局と呼称しています。

地方局。陵は旧名金陵の一字を標示したもの。

打製銭(機鋳銭)のみ確認していますが、鋳造銭は未確認です。この局は結構入手が難しいかも知れません。