満字の書体違いについて
康熈通寶の満漢江には楷書・行書・草書の3種類が有ります。これは、漢字の事をさして
言っている訳でなく、満洲文字の書体の違いを示しています。

これは楷書です。
角張った感じがいかにもそれらしいです。
康熈通寶満漢江 楷書直径27mm

これは行書です。
続け字で流れる様な書体になります。
康熈通寶満漢江 行書直径27mm

これは草書と呼ばれています。
3種類の中では一番入手が難しいです。
康熈通寶満漢江 草書直径27mm


次に大様銭を3つご紹介します。何れも普通見かけるものは銭径25mm以下の小型銭が殆どです。
これらの大様銭は入手が難しいものとなっています。

満漢廣の大様です。
色は黄色、降廣で満文廣の尾が伸びるのが
特徴です。
康熈通寶満漢廣 大様直径27mm

満漢南の大様です。
色は黒色、同局の別種よりも大きいです。
康熈通寶満漢南 大様直径28mm

満漢臺の大様です。
色は黄色、満文臺の頭部が三角形になる
のが特徴です。
康熈通寶満漢臺 大様直径27mm

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