康熈通寶の地方局鋳造銭
康熈通寶では、20箇所の地方でそれぞれ独自の背文を持った古銭を鋳造して居りました。ここには、それぞれの地方の銭局で鋳造された古銭の背の画像を示します。()内の数字は古銭の直径を表します。
他には北京の京局に宝泉局と宝源局が、又、鞏・西・北などの背を持つ康熈通寶も有ります。

最近見た海外の古銭ホームページではこれを詩銭と表現されている様ですが、実際に言う所の詩銭は別に存在しますので、その点は注意して下さい。

大同鎮局(27mm)福建省局(26.5mm)臨清鎮局(27mm)山東省局(27mm)南昌府局(27mm)
宣化鎮局(27mm)太原府局(27.5mm)江蘇省局(27mm)薊鎮局(27.5mm)武昌府局(27mm)
湖南省局(28mm)河南省局(27.5mm)江寧府局(28mm)広東省局(27mm)浙江省局(27mm)
台湾府局(27mm)桂林府局(26.5mm)陝西省局(27.5mm)雲南省局(25.5mm)章州府局(27mm)


「収集」誌Vol.23 No.5に於いて「清朝銭図説」と言う連載が開始されました。
諸説あるとは言いますが、当ホームページでも上記資料に則り、記載内容を変更致します。
  1. 満漢寧 … 江南省江府局
  2. 満漢江 … 西省南昌府局
  3. 満漢昌 … 湖広省武府局
  4. 満漢宣 … 直隷省化鎮局
「清朝銭図説」が有意義な連載と成る事を蔭ながら応援致します。(Petronius)

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