銭名 | 読み | 鋳造時期(西暦) | 鋳造局 |
宣統通寶 | せんとうつうほう | 1909-1912 | 泉/源/浙/福/廣/雲/庫 |
宣統通寶 |
宣統通寶は宣統帝(諱:溥儀)の治世に鋳造された古銭です。ラストエンペラーとして大変有名な中華帝国最後の皇帝です。
宝浙局は民鋳品、非正用幣とされています。
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時すでに混沌の時代となっており、城外では立憲運動や革命運動が活発となっていきました。
時代に流される様に皇帝の座から引き摺り下ろされ、二千余年に渡る中華帝国の幕が下りたと言う事です。
しかしその後、中国大陸に影響を及ぼした大日本が満洲地方に傀儡国家を建設、その皇帝に引き入れられたのがこの溥儀だったのです。歴史に翻弄された人物でした。