普通為替の楽しみ方

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2002/01/06 修正 (1999/05/06 公開)

普通為替を振出すと普通為替証書と普通為替振出請求書兼為替金受領証書(チ31041)が手渡されます。

オンライン端末が設置されてゐる郵便局の殆どで振出す事が出来ますが、極希に振出しの出来ない郵便局も現実的にあるさうです。1枚当たり100円と云ふ決して安くはない料金がかかる為、此処ぞと云ふ郵便局で振出して頂けると良い記念になる事でせう。

主な目的

  1. 分室・出張所の英文字の確認
  2. 開局などの記念
  3. 主務者印影の入手

簡易郵便局での為替業務の取扱ひ等について、

基本的には全ての簡易局で為替を振出して頂けるやうにして頂きたいのですが、依頼しても普通為替の振出しが出来ない場合も多々あります。以下に夫々の状況について例示してみます。

郵便業務のみ取扱ひの簡易局

このやうな簡易局では為替業務は取扱ひになつてゐない為、普通為替の振出しは出来ません。郵便業務に基いた処理をして頂いてサッサと退散しませう。

普通為替証書は配備になつてゐるが、記番号が予刷りされてゐない

このやうなオフライン簡易局では普通為替の振出しが出来る事は間違ひ有りません。

為替業務は受託してゐるが、普通為替の証書を切らしてしまつてゐる

普通為替の振出しも可能だと思はれます。

定額小為替の配備はあるが、普通為替の配備が無い

簡易局の受託業務で定額小為替についての業務に限ると云ふやうな条件が附けられてゐるとは思ひませんが、振出して頂けるかどうかは監督局に照会するとよいでせう。

簡易局で為替業務は受託してゐないと言つてゐる

本当に受託してゐないのかも知れないので、取敢ず監督局へ照会を掛けて見ませう。


証書の配備が無かつたとしても普通為替の振出しが可能だと云ふ確証が得られたならば、監督局から証書を届けて頂くなり、後日振出して頂けると云ふ約束の上、お金と引換へに預り証を受けて置きませう。

其の他

振出してから6箇月の間は換金が可能ですが、6箇月を過ぎると換金が出来なくなつてしまひます。6箇月を過ぎて3年間は郵便局で再交付請求の手続きが出来ます。

諸種の請求として、払渡済通知(普通)が有ります。料金70円を加算して実施して頂くと証書の右下部分に8払渡済通知・差出人の住所、氏名が記載された上、主務者印が都合2箇所に証印されます。換金実施后に差出人宛てに払渡が済んだ旨の通知が届きます。

オフラインの簡易郵便局でも普通為替を振出して頂ける局所が存在します。オフライン貯金実施局よりも確実に現存局数は多いのですが、不慣れな場合が多いので注意が必要です。

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