『古事記物語ダイジェスト4〜5話』
火の神のせいで妻を失ったイザナキは、怒り、その子を剣で殺してしまう。
殺された火の神からそれぞれ神々が生まれた。
妻亡き後、泣いて暮らしたイザナキだったが、どうしても妻のことが忘れられ
ずに、妻のいる黄泉の国(死者の国)に行くことにした。
しかし、妻はすでに死者の国の食べものを食べてしまったので、もう地上には
戻れないと伝える。
それでも、妻とまた暮らしたいイザナキは、一緒に返ろうと妻を説得する。
夫の説得に対してイザナミは、地上に戻れるように黄泉の神を説得しようとす
る。
その際に、「決して私の姿を見ないこと」を約束させます。
しかし、いつまでたっても戻って来ないイザナミの身を思うあまり、イザナミ
を探したイザナキは、黄泉の神と話し合っているイザナミの姿を見てしまう。
その姿は、口にはうじがわき、身には雷をまとった恐ろしい姿だった。
妻のそのような姿を見たイザナキは、黄泉の国から逃げようとする。
約束を破って自分の醜い姿を見られ怒ったイザナミは、侍女にイザナキの後を
追わせた。
追われたイザナキは、身につけたものを投げて、なんとか黄泉の国から逃げ出
し、この世とあの世(黄泉の国)を大きな岩でふさいだ。
そして、最後に妻イザナミが駆けつけ、そのふさがれた岩のあの世側からその
岩をどかして欲しい話しかける。
しかし、絶対岩をどかさないイザナキ。
その行為に対して、怒ったイザナミは、この世の人間を一日千人殺すとのろい
をかけた。
それに対して、イザナキは、それならば一日千五百人の人を生もうと話した。
こうして、人は死んでいく人より、生まれる人の数の方が多くなり、人口も増
えるようになった。