動脈硬化。
文字通り、動脈が硬くなってしまい、悪化すると死につながる恐ろしい現象で
す。
どのように動脈硬化になるかといえば、それはコレステロールと密接な関係が
あります。
血液中にコレステロールが多くなると、それが血管に付着し、動脈を狭くして
しまい、血の流れを滞らせ、高血圧、糖尿病などにも悪影響を与えます。
図に描くとこんな感じです。
血管
↓
————————————————————————————
★★★★★★★★★←コレステロール
★★★★★★★
★★★★★
★★★
★★★
★★★★★
★★★★★★★
★★★★★★★★★
————————————————————————————
血管がこのように細くなっては、血液の流れが悪くなり、必要な酸素や栄養素
が細胞にいきわたらなくなります。
この動脈硬化が引き起こす病気には、動脈硬化がどこで起こるかでそれぞれ変
わってきます。
心臓のそばの動脈が動脈硬化を起こせば、「狭心症」や「心筋梗塞」に。
脳の近くで起こると「脳梗塞」に。
腎臓のそばで怒ると「腎臓病」に。
さらに、動脈硬化には「痴呆」を引き起こす「動脈硬化性痴呆症」というもの
もあります。
「狭心症」:心臓に十分な酸素や栄養素が届かなくなって起こる。症状は胸痛発
作。
「心筋梗塞・脳梗塞」:心臓や脳の細胞が壊死(えし)を起こし、命に関わる病
気。動脈硬化で狭くなった心臓や脳の血管に、血栓がつ
まって起こる場合が多い。
「腎臓病」:腎臓の動脈に動脈硬化が起こると、腎臓の働きである尿の分泌や血
圧調整に支障がでる。
病気のもとを作ると考えられるものは、危険因子と呼ばれています。
高血圧、心臓病、動脈硬化の危険因子は共通するものが多いだけでなく、高血
圧と動脈硬化は心臓病の危険因子であると同時に、お互いが危険因子になって
います。
つまり、高血圧がひどくなると動脈硬化も悪化し、また、動脈硬化が悪化する
とさらに高血圧がひどくなる…という悪循環に陥ってしまいます。
また、50歳から心臓病が急増するのは、加齢によって動脈硬化がある程度、
進行することが原因です。
次回は、その動脈硬化、心臓病、高血圧の危険因子についてまとめてみたいと
思います。