皆さん、こんにちは。
キリです。
動脈硬化を進める危険因子の中で、最近「活性酸素」がクローズアップされて
います。
生きていくうえで必要な酸素ですが、わずかながら有害な働きをするものがあ
ります。
それが「活性酸素」と呼ばれるもので、体内に取り入れられた酸素のうち、数%
の酸素が体内で活性化され、他の物質と結びついて組織を酸化させます。
活性酸素の悪影響は、脂肪を酸化させ、血管壁を侵して、直接動脈硬化をおこ
すだけでなく、酵素の働きを妨げてたんぱく質を変化させ、老化を進めるとも
言われています。
また、細胞の遺伝子に変化をおこして発ガンさせるという説が、最近有力にな
ってきています。
人間は、体に都合の悪い活性酸素を体内で作り出してしまいますが、その一方
で、体内では活性酸素を除去する酵素も働いているので、普通は、活性酸素の
有害作用を防御し、身を守るようにできています。
しかし、活性酸素が多量に発生したり、活性酸素を除去する酵素の働きが弱く
なり、体内のバランスが悪くなると、いろいろな悪影響が出てきてしまいます。
活性酸素を分解する酵素の働きは、年齢とともに弱くなり、50〜60才代になる
と、活性酸素の悪影響を受けやすい状態になりますので、中高年以降は特に注
意が必要です。
次回は、この活性酸素が増えてしまう原因と、その対策についてご報告いたし
ます。