Mさん、皆さん、こんにちは。
霧隠です。

Mさん:
>  彦根城の外堀、今でも市内に残っております。
> 今では小さな川となって原形をとどめていませんが、彦根城の惣構を垣間見るこ
> とが出来ます。(^^)

ぬ、ぬわんとまだ外堀残っていたのですね!
そいつぁ〜、ぜひとも見てみたいっす。
そういえば、どこぞの看板に彦根城は内堀、中堀、外堀以外にも天然の川も
堀として利用しており、そこで一旦敵を防ぐと書いてありました。
・・・川の名前失念(−−)

> また、機会があればご案内いたしましょう。

よ、よろしいのですか!
その際にはよろしくお願いいたしまする〜
Mさんとご一緒させていただくお城めぐりはほんに楽しいので、
これからもよろしくお願いします。
・・・そして、どんどん山に強くなっていく(^^)
・・・そして、どんどんお城に詳しくなっていく・・・あな、うれし。

さて、昨日の続きですが、すでに時すでに3時半。
5時に閉城になる彦根城。
実はこっそり狙っていた場所がありました。

それは、大手門から梅林と通って、一路山崎郭を目指すコースです。
詳しい縄張り図は、こちらのHPをご覧くださいませ。
「日本の城トレッキング」

彦根城を登城された方はご存知だと思いますが、通常は表門から入ります。
ところが、大手門はあまり人が行かないところにひっそり存在しています。
橋もどことなく寂しそう。
当時はこっちが大手道だったのでしょうが、今はほんに静かにたたずんでいます。
・・・でも、結構こんな雰囲気好きだったりします。

大手門から入るとすぐに、梅林が広がっています。
まだ、1月28日だったので、梅はつぼみのままでした。
今ごろきれいに咲きはじめていることでしょう。
これから3月ころまでに彦根城にお越しの皆々様、お時間があったらこの梅林を
お見逃しなく。

大手道から少し行くと、すばらしき石段が右手に見えます。
ここを登ると天秤櫓のそばにでてきます。
今回はそうでなく山崎郭がメイン。
グッとこらえてそのまままっすぐ進みます。

てくてく。
てくてく。
大体20分くらい歩いたでしょうか、先ほどの縄張り図でいえば、三重櫓の
近くの道にて、門跡発見!
う〜む、見事。
ええ石垣・・・あれ?

ん? 何やら上に石垣が続いているような・・・
あ! こいつは彦根城のある5本あるといわれている竪堀ではあるまいか!
むむ、昨日の雨で靴がずぶ濡れで新しくかった1500円のスニーカーではこの
坂を登るのは危険だけど、ちょっとだけ・・・もうちょっと。
おぉ! す、すばらしきかな(@O@)/

いやぁ、この石塁というか、石垣というか、登り石垣というか、すごいです。
関西オフの際、別の場所でこのような石垣を見ましたが、こんなところにも
あったのですね!
(自分の中では)大発見!
それにしてもええ石垣です。
竪堀もええ感じだし、大満足です。
そのまま登ると、やっぱり三重櫓の空堀に出てきました。
ということは、その向こう側にも竪堀があるのでは・・・と見ましたが、
ヤブがすごかったので、とりあえず後で下から見ることに。

とりあえず、せっかく登ったので、ちょっと寄り道してみることに。
縄張り図でいうところの、三重櫓から時報鐘までの石垣(茶色の部分)を
下から堪能することに。
やっぱ、ええなぁ。
ええ仕事しております。
こう下から見上げる石垣の美しさは何とも形容しがたいものがありまする。
ところどころちょびっとはらんでいるところがありましたが、ほとんどの
石垣はしっかりしており、まだまだ今後何百年と持つことでしょう。
さらに、岩村城のような菱形に石垣が積まれている場所もあり、なかなか
味わい深い場所でした。

それから三重櫓まで戻って、そのまま山崎郭を目指しました。
山崎郭に着いてまず目に入ったのが、木でできた大きな門でした。
昨日ご報告した内堀と中堀の合流点というのが、どうやらこの山崎郭の場所
だったようで、そこから門が見えたと書きましたが、これがその門でした。
ちょっと調べてみたら、門には閂(かんぬき)がしてあり、一人の力では
当然開きません。
ガッカリしながら、ふと隣にこっそりある通用口用の小さな門の閂をためし
に動かしたところ・・・開きました。
おっと、ビックリ、と思いながらもそのまま外に出ると、船着場のような、
そうでないような。
なぜにこんな場所に門があるのか不思議です。
きちんと閂を締めて、門を後にし、そのまま山崎郭の先端に向かうと、
そこは石垣の世界!
下を見れば見事な石垣。
向こうをみれば中堀の石垣も遠めに見え、なかなかもって見事な風景。

そんな中、さっきの梅林ではつぼみでしかついてなかった梅の花が2分咲き
という感じでちょっとだけその美しき白い花を咲かせておりました。
多分、普段あまり人が訪ねないであろうこの山崎郭でひっそり咲いている梅
の花。
思わず一句。

春つげる 山崎郭の 梅の花

梅の美しさを愛でていた某がふと地面に目を落すと、そこには驚くべき
光景が目に飛び込んできました。
なんと、枝が折れ、幹の半分を失ってもなお梅の花が咲いているのです!
 
      花
   ———花
   |   花

こんな感じです。
もう少し力を入れたら完全に折れてしまっている梅の木なのですが、
どっこいその生命力はすさまじく梅の花は力強く、可憐に咲いていました。
生命の力強さに触れた思いです。
多分、まだ咲いていることでしょう。
彦根城にお越しの予定で、山崎郭にまで足が伸ばせる方は、この可憐な梅の
花を愛でてはいかがでしょうか。
ほんに心を打つ光景です。

思わずもう一句。

たおれても 彦根の梅は 咲きほこる

ふと、辺りを見渡すとほのかに赤くなり、夕暮れの時刻。
太陽が沈みかける中、美しき夕焼けを楽しむことができました。

時刻を見ると4時30分。
そろそろ帰り出さないとまずいと思い、本丸に向かうことに。
・・・でも、しっかりさっきヤブでいけなかった竪堀は攻略しました(^^)

帰りは黒門の先にある道から登って本丸に行き(ここの石段も風情があります)、
天守閣をうっとり見とれ、天秤櫓をぐるりとまわって足早に下城しました。
ちょうど5時ぴったり。
とっても満ち足りたお城めぐりができました。

御堀を楽しみ、展示物を楽しみ、近江牛を楽しみ、城下町を楽しみ、
和菓子を楽しみ、竪堀を楽しみ、石垣を楽しみ、梅を楽しみと大満足の一日を
過ごすことができました。

ところがまだまわりたりない気持ちがしてくるから不思議です。
某の心をつかんで離さない魅力的なお城。
それが彦根城だと思います。
ほんにいいお城です。
また来城することを強く心に誓って彦根城を後にしました。 

長くなりましたが、以上で彦根城堪能記を終えたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました!

それでは〜

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