皆さん、遅れ馳せながら、明けましておめでとうございます。
霧隠です。
30日から4日まで九州に行ってきました。
30日:岩屋城、大野城
31日:人吉城、原城
元旦:熊本城で初日の出
2日:豊後岡城
3日:島原城、日之江城、原城
4日:肥前名護屋城
さっそくですが、コツコツご報告させていただきまする。
さて、30日ですが、ウイルスにおかされた(何の?)Kさんと、昨年も年末に
ご一緒してくださったIさんの3人で、太宰府駅に集合し一路、岩屋城へ。
岩屋城。
お城に歴史的背景を求める某にとっては、一度は訪ねたいお城でした。
時は、1586年。
島津の大軍五万が、九州統一のために軍を北上し、高橋紹運公率いる岩屋城を
囲みます。
高橋軍は、決死の760名。
15日間の篭城戦後に高橋軍は紹運公をはじめ全滅します。
この小人数で守ったお城にとっても興味がありました。
車にて一気に二の丸、本丸に行けます。
二の丸には石碑もあります。
すぐ下には太宰府に向かう小道があったのですが、時間の都合であきらめました。
きっと下にもたくさん曲輪があることでしょう。
本丸はとても見晴らしがよく、この岩屋城が交通の要衝だということが分かります。
後を振り返ると宝満山が!
の、登りたぁ〜い。
駅の方を見ると長い土塁である、水城がしっかり見えます。
もともとは宝満山が本城で、岩屋城は支城だったのですが、この本丸にたつと
紹運公がこの岩屋城に篭城したのがよく分かります。
それがわかっただけでも来てよかったです。
さて、ふと下を見ると、ちょろっと曲輪が!
さっそく、下に下り、先まで行くと、さらに下にはちっちゃな曲輪が!
さらに、下に駆け下りると、さらに曲輪が!
その下にも曲輪が!
結局3段構えの曲輪がありました。
少しでも本丸まで敵を防ぐためのしくみなのでしょう。
竹やぶに隠れておりましたが、なかなかのものでした。
太宰府から大野城跡の中腹にある岩屋城。
五万の大軍を前にした高橋紹運公に想いを馳せ、古代山城である
大野城に向かいました。
大野城は、白村江(はくすきのえ)の戦いで大敗を喫した日本が、
大宰府防衛のために、天智4年(665)に大野山(今の四王寺山)に築いた
わが国最古の朝鮮式山城です。
とにかくでっかいお城です。
まず、土塁の大きさとその規模に脱帽です。
普通土塁は曲輪をぐるりと被う感じであるのですが、この大野城はお城全体を
ぐるりと囲っています。
そのお城というのが、6km程あるのですから、驚きです。
しかも、その土塁自体がでっかいです。
ついてすぐにその大きさに圧倒されました。
この大野城に関してはすでにKさんがご報告しておりますので、某が特に
印象に残った部分をご報告いたします。
まずは、太宰府口門の石垣です。
とにかく、1500年も昔の石垣です。
感慨もひとしおです。
しかも、見事な石垣です。
触ってみるとしっかりしており、この後も何百年とこの姿を残してくれそうです。
次に、大石垣を見学。
ふと、目を閉じると小川のせせらぎや小鳥のさえずりが聞こえ、なかなか風情の
ある場所です。
石垣の高さは3mほどで、これが、上まで続いています。
例えていうと万里の長城のような石垣の塀です。
その石垣の中もしっかり小石がびっしりつまって見事な石塁(土塁が石垣で
できるているようなことを某なりに表現したいい方です)でした。
大体20mほどあったでしょうか。
ちょっと車でのコースからはずれますが、石垣好きな方には必見の場所です。
そのまま土塁でコーティングされた道をてくてくと。
野外音楽堂を抜けると百間石垣が!
こいつぁ〜ええですたい。
約180mもの石垣がど〜んと。
どえらい迫力です。
ここは車でも来れます。
一番先の石垣を見ると石垣の中までしっかり小石がつまっているのがよく
分かります。
さて、ここからは、歩きます。
山歩きです。
ようやく物足りなさが解消されます!
そう、百間石垣から北石垣→小石垣までは、立派な山道。
フゥフゥいいながら急な山道を10分くらい歩きます。
でも! ええ石垣があるんです。
1500年前の石垣がひっそりと。
ええ味でてますよ〜
こう、普段誰もこない場所にひっそりとある石垣。
コケがむして、味がある石垣が!
でも、ここで見落としてはならないのは、ついつい上の石垣に目が行きますが、
Kさんのご案内で気付きましたが、下にも立派な石垣がありますので、
お見逃しなく!
そのまま北石垣を堪能したあと小石垣へ!
ここの石垣は、その名の通り、大石垣や百間石垣と比べると迫力はありませんが、
それでも、こんなとこまで石垣が〜
という感慨にひたれます。
国家的規模で築城された大野城のすごさに触れる思いです。
30日は、お昼からの攻城だったので、残念ながらここまで。
時間があったらもっともっといろいろみたいところ満載でした。
夕日が沈み出したので、水城の見事な土塁を堪能して夕食をし、解散しました。
Kさん、ひざの具合は大丈夫でしょうか?
無理をさせてすみませぬm(_)m
明日は、人吉城とその奥にあった相良氏の中世山城「原城」のご報告を
したいと思います。
それでは〜