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【週刊『国宝』】 第12号
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<国宝>
・平等院鳳凰堂(中堂・両翼廊・尾廊)四棟
・阿弥陀如来坐像
・木造雲中供養菩薩像 51躯
・木造天蓋
・鳳凰一対
・梵鐘
・扉壁画8面
【制作年代】
1053年
【製作指示者】
藤原頼通
【どこにある?】
【感想】
行ってきました、平等院!
10円玉に描かれている平等院は、藤原道長の長男、頼道により建造されます。
ということは、平安時代の、それも藤原全盛時代に建造された建物になります。
写真もきれいなものが多く紹介されています。
さぞや感動的な建物が!
…と思っていたら、ボロボロでした。
1000年の月日が光り輝く建物を、見るも無残に蝕んでしまった…
しかも、鳳凰堂を一周するのに擁する時間はわずか10分。
えっ! これだけ!?
清水寺や醍醐寺、知恩院などに比べると驚くほど規模が小さく、建物の傷みも
ひどいです。
なんだ、こんなものか…と思うのは早計です!
実はすごいんです、平等院。
そのすごさを実感するためには、平等院ミュージアム鳳翔館に行きましょう!
入ってすぐにあるスクリーン。
これを見ずして平等院を語ることなかれ!
です。
現代の技術を駆使した最新CGによって平等院が1000年の歴史から目覚め、
当時そのままの鮮やかな平等院をこの目にすることができるんです!
日本一の規模を誇った平等院。
光り輝く鳳凰堂と阿弥陀如来坐像。
彩り鮮やかな室内。
極楽浄土はかくもありなんと平安当時の人々が驚愕した一大寺院。
それが藤原氏全盛時代に築かれた平等院なのです。
スクリーンに蘇る光り輝く鳳凰堂は言葉を失うほどの美しさ。
ボロボロで色あせた室内が鮮やかに彩色され、阿弥陀像は金色に輝き、室内全
体が光に満ちた状態になる。
おぉ!
思わず声がでそうになりました。
これほどまでの美しさが1000年前にはあったのか!
改めて藤原氏の栄華を垣間見た思いがしました。
あまりにも素晴らしすぎて一回で語りつくせない平等院の素晴らしさ。
次回は、平等院が誇る鳳凰堂と梵鐘をご紹介いたします。