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 【週刊『国宝』】 第15号 
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 「延喜式」 

 【制作年代】

 平安時代

 【伝来者】

 九条家

 【どこにある?】

 「東京国立博物館」
 

 【感想】

 延喜式とは、延喜5年(905)、藤原時平ほか11名の委員によって編纂を開始
 された「養老律令」の施行細則を集大成した古代法典で、全50巻。条数は約
 3300条。編纂開始後も修訂が行われ40年後の康保4年(967)に施行されま
 した。

 内容は神祇官関係の式(巻1〜10)、太政官八省関係の式(巻11〜40)、その他の
 官司関係の式(巻41〜49)、雑式(巻50)と、律令官制に従って配列されています。

 ということで、古代史を研究するには不可欠な文献になっています。

 と、難しい話はここまでで、私は1000年前の文献だ! ということでありが
 たがってしまいます。

 この国宝は普段は見ることができません。
 ただ、特別展などで出展されることがあり、昨年展示されたときに見ることが
 できましたが、何が書いてあるのか全く分かりませんでした。

 ただ、ところどころに赤字で訂正されていたりして、伝来した摂関家の一つ九
 条家で実際にこれを使用しながら訂正していったんだろうなぁと分かり、実用
 書として使われていたのが分かるとなんだかワクワクします。

 この延喜式は原典ではなく、摂関家の一つ、九条家に伝来したもので、原典を
 転写したものです。

 教科書に出てくる延喜式が目の前にある!

 だからどうしたと言われそうですが、ミーハー者の私にとっては感動者の一品
 の一つです。

 できれば、常設展で展示してもらいたいですね。

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