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【週刊『国宝』】 第4号
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【制作年代】
桃山時代
【作者】
長谷川等伯
【分類】
水墨画
【どこにある?】
*但し、いつも見られるとは限りません。
【感想】
このメルマガを書くきっかけにもなった一品です。
私がこの作品を見たのは昨年10月。
東京国立博物館の2階でした。
お恥ずかしながら長谷川等伯の名前も初めて聞いた(教科書にはあったのでし
ょうが)くらいで、ただ、展示の表示に「国宝」とあったので、見てみた。
ふぅん。
最初の感想はこんなものだった。
しかし、よく観察すると、この屏風を見る人たちは絵から3mくらい離れてみ
ているではないか。
どうしてなんだろう? と思いながら、自分も他の人と一緒に3mほど下がっ
てもう一度屏風を観察。
すると…
お、おぉ!
なんと、絵に描かれている雲がたなびいているような…
…まさか?
もう一度、見てみる。
墨絵に描かれた世界が動いているように見えるのです!
目の錯覚かもしれませんが、本当にそう見えるのです!
雲がうごき、描かれた風景が本物に見えるのです。
これにはビックリしました。
躍動感のある絵といいますが、本当に絵が動いているように“感じる”のです。
これはすごい!
改めて国宝の持つ素晴らしさと魅力に触れた思いでした。
この絵を見て、これは全ての国宝を見ねば! と強く思い、このメルマガを書
く大きな原動力になりました。
レンブラントの絵の立体感に驚いたことはありますが、長谷川等伯の絵は動い
て見えるのですから、3Dよりすごい動画の世界です。
いつも展示されている訳ではないのが残念ですが、この次展示される際にはぜ
ひ見たい名品の一つです。
まさに国宝! と感動できる名品の一つです。
【参考HP】