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【週刊『国宝』】 第6号
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【制作年代】
弥生時代(中期)
【出土地】
伝香川県出土
【分類】
青銅器
【どこにある?】
【感想】
東京国立博物館には教科書に載っていた物が多数展示されていてそれだけで驚
きますが、この銅鐸にもわくわくさせられました。
そもそも銅鐸って何なのか?
実は今だその謎は解明されていないそうです。
なぜ銅鐸は作られ、どのように使われていたのか?
我々の祖先、弥生人が生きていた時代は、紀元前5世紀から紀元後3世紀の800
年間。
その中期ですから、ちょうと紀元0年ごろですね。
ということは、この国産銅鐸は、作られて2000年以上たっているということ
になる!
それだけでも驚きです。
しかも、数ある出土された銅鐸の中で唯一(?)「国宝」であるこの銅鐸はどう
すごいのか?
実はこの銅鐸、絵が描かれているのです!
この絵は、片面に
・トンボ
・イモリ
・シカを射る人
・工字型の道具を持つ人(糸を紡ぐ人ともいわれる)
・高床切妻の建物
・竪杵で臼をつく人
もう片方には
・カマキリ
・クモ
・魚を食べるスッポン
・魚をくわえたサギ
・スッポンとトカゲ
・イノシシを狩る人とイヌ
が描かれ、なんと男性の頭は○、女性は△で描き分けられているのです。
詳しくはこちらのページをご覧いただき、「拡大」ボタンを押して確認してみて
ください。
どうですか?
この絵は弥生時代の農耕社会や生活環境を知るうえで貴重な資料になりますね。
それにしても銅鐸の謎を解明することができれば、弥生人はどのような人たち
だったのか分かるのにと思います。
そういう意味では、歴史を残すためにも言葉があるというのは非常に重要なこ
とだと思いました。
【参考HP】