皆さん、こんにちは。
霧隠です。
今回の毛利オフの中で、最も印象深く、また楽しかった青山陣所めぐり
からご報告したいと思います。
まずは、青山陣所とは・・・
山陰の雄、尼子晴久が大軍で吉田郡山城を囲んだ際に、着陣した2つの山。
「青山・光井山」のことで、郡山城から見ると、
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青山 光井山
凸
(郡山城)
こんなふたこぶの山です。
今回は、左側の青山を攻略しました。
事前にF さんに登り口を調べていただいたのですが、どうやら
地元の方も分からないようで、当日近くまでとりあえず行ってみることに。
郡山城と川を挟んですぐそこにある青山陣所。
あきらかに「あの山」というのは分かるけど、やっぱり登り口は
分からない(というより看板などなし)。
ので、さっそく地元の方にお話を伺うことに!
霧「あの〜、あの山に登りたいんですが・・・」
地元の方「え! あの山。確か今日は“いのしし狩り”をするみたいだけど」
一同「マジ!」
う〜ん、とりあえず、山の方からは鉄砲の音はなく、ざわめきもなし。
行ってみよう!
・・・一応参加者の皆さんの顔色をうかがいつつ、登り口を探す。
見つからない。
どこにもそのような看板もなんにもない。
仕方ない。
直登しよう!(心の声)
さて、どこから登ったらええか、望遠鏡で辺りを観察。
あっちは完全に谷になっているし・・・
あ、あそこは近くまで道があるかも〜
と、(ちょっとためらう)Fさんを説得し、他の参加者の皆々様の
同意を得て(?)、青山のふもとまで行くことに。
そこは、ぬかるみの田んぼ道。
でも、沢を越えれば、そこはゆるやかな山への道があるように見えました
(なんとなく)。
行ける!(心の声)
というより、行こう! となかば強引に山に入ることに。
方角良し!
とりあえず、頂上の方角さえ間違っていなければ、迷子になる心配も
ありません。
そうと決まれば近江3Kオフにて鍛えられていることもあり、迷うことなく
さっそく登り始めることに。
ええ感じ〜
と登ること10分。
頂上に到着しました。
さっそく遺構を確認するとなんとなく曲輪っぽい感じ。
ここが本陣? と思って縄張り図と照らし合わせるとなんとなく変。
竪堀もないし、曲輪の形も数も合わない。
ん〜、ここじゃないのかも〜
と思い、みんなで軍議。
その結果、現在地が分かりました。
どうやらかなり本陣から離れているようで、本陣は隣の隣の山だと判明。
ここは遺構もなんもない、場所でした。
ここで、部隊を二手に分けて、このまま本陣を攻略する部隊と輸送部隊を
編成することに。
本陣攻略隊は、とにかく道もなんにもない中で、いかに隣の山に行くかを
考えなければならないのですが、ここでも「勘」でというより、ただ
「まっすぐ」向かうことに。
少し降りて、沢を渡って、そのまま直登すること5分弱。
今度はあっさり頂上に到着しました。
縄張り図によるとここは本陣の隣の山で、段々曲輪がある場所で、
実際に遺構もそうなっていました。
本陣と連携して機動的に対応していたのでしょう。
と、この山の頂上から先ほどの山を見ると、ちょっと上に尾根道が
あったことが判明。
と、いうことは当然、これから向かう本陣への隣山への尾根道もあるはず。
という考えから、頂上からちょっと迂回してみると、ありました!
すごい! Iさん!
・・・やっぱり勘だけではダメなのね(−−)
今度は楽に隣山の本陣に向かうことができました。
お互いの山の移動がスムーズに行かなければ布陣する意味が無いので、
当たり前といえば当たり前ですが、こうして実際に尾根伝いに山を移動
すると、いかに当時の山の移動が「尾根道」を通じて行なわれていたのか
体験できます!
ええ経験でした。
さて、ふもとから登り始めること約40分。
こうして無事(?)青山陣所本陣跡に到着しました。
やればできるものです。
頂上を目指してまっすぐ登る方法は、佐和山城で覚えた方法ですが、
あきらかな「単山」ではなかなか有効な手段かもしれません。
そこに磁石で方角も確認すればなおグットです。
そこにお城があるから・・・というノリで登った青山陣所。
ちょびっとワイルドでしたが、本陣の見事な遺構を目の前にしたときは
大興奮ものでした!
次回は、本陣の具体的な遺構と下山についてご報告したいと思います。