【キリのコメント26】
斎藤道三の死については、義竜が実は養子で、土岐氏の子供だったとか、病気
だったという話がありますが、信長公記では特にそのようなことは書かれてい
ません。
ただ、長男である義竜よりも下の二人の息子を愛してしまったと書いています。
ふと思い出したのが、武田信玄の話です。
進言の父、信虎は長男である信玄よりも弟の信繁をかわいがり、家督を継がせ
ようとするも、このときは信玄が父親を追放してしまいます。
兄弟で家督を争って殺し合いをするのは、よくある戦国時代ですが、息子が父
親を殺すのは珍しいかもしれません。
だから、いろいろな物語ができるのかもしれませんね。
それにしても、病気に見立てておびき寄せだまし討ちにするのは、信長も弟、
信行対して実施しています。
だまし、だまされるのが戦国時代とはいえ、一瞬の気も許されない恐ろしさが
ありますね。