皆さん、こんにちは。
霧隠です。
縄張り図作成会に参加してきましたので、ご報告したいと思います。
誰もが難しいと思う縄張り図作成。
・・・某も難しいと思っております。
今回のテーマはずばり「縄張り図の清書!」
縄張り図もまだよー書けないのに、清書なんてムリ、ムリ・・・
と思っていたのですが、何事も勉強、勉強と、勇気を振り絞って参加させ
ていただきました。
参加した感想は、参加して本当によかったということです。
何がよかったって、実際に縄張り図をバリバリ書かれている方のお話を3
時間もお聞きする事ができたというのは得がたい経験でした。
講師のNさんはこの道20年の大ベテラン。
経験をちりばめながらのお話は大変おもしろく、身を乗り出して伺うこと
ができました。
本当に興味深い話は時間があっという間に過ぎるものだと再認識。
さて、実際のお話は、題して「縄張り図清書の極意!」で、
1.まず下図を作る
2.清書に用いる道具達
3.上手なトレースのしかた
4.清書法あれこれ
の4部構成。
まだ縄張り図を実際に書き始めて2回くらいの某にとっては全くの初心者。
知らない用語や道具がたくさんあり(というよりほとんど何も知らなかっ
た・・・)、縄張り図の世界はまだまだ奥が深い〜と実感。
ただ、やはり、知識がないとどうしても難しいと思うもの。
今回のお話を通じて、縄張り図の世界を垣間見た気がします。
まず、地形図の話にビックリ。
今まで縄張り図はおろか、地図など持たずに気ままにお城めぐりをしてい
たので、地図の使い方を教わり楽しくなりました。
1/2500の縮図でもええかげんなものもあったり、1/25000の地図も縄張り図
作成には結構使えたりとか、等高線にだまされないとか、原図と地形図を
重ね合わせるとか(こうつぁ〜、かなりの高等テクだぁ)、ケバの書き方
とか、考古学と縄張り図でケバの扱いが全く違うとか、ケバの粗密、傾斜
を表す角度、ケバの長さ(ケバの書き方にも一つ一つ意味がある!)など
など。
最も驚いた(というより驚嘆しました)のが、遺構を描き終わったら、実
際の地形図と合わせて、周辺の等高線や崖、河川などの周辺地形、道や建
物などの人工物を写し取っていく! ということ。
“この段階で手を抜かないのがきれいな図を仕上げるコツでもある”
と太字で書かれたレジメをしばしぼうぜんとしながらじーっと見つめてし
まいました。
何をどう驚嘆したかというと、縄張り図だけでもビックリですが、それを
実際の地形図に合わせて書くことで、縄張り図がものすごく“本物”と
いうか美しいというか、生きたものになるんです!!
実際にNさんが書かれた地形図入りの縄張り図を見させてもらいましたが、
川はある、道路もある、畑も崖も等高線も書かれている縄張り図はもう存在
自体が一つの芸術品!
どうして縄張り学という学問がないのか不思議なくらいの完成度。
町の中にある山城がすご〜く身近に感じることができます。
この縄張り図を見るだけでも参加する意義は大いにありました。
い、いつの日はこんな美しい縄張り図を書きたいと心底思いました。
何事も目標を持った方がいいといいますが、この美しい縄張り図を最終的な
目標として、これから縄張り図作成に大いに励もうと心に誓いました。
それぐらいの美しさ。
今後縄張り図作成をするにあたっての励みになるお話でした。
次回は、第2部、清書に用いる道具たちについてをご報告したいと思います。
それでは〜