皆さん、こんにちは。
霧隠です。
Mさん、利神城は裏手から車で鵜の丸のすぐそばまで行ける
らしいっすよ。
ですので、そうすれば、駐車場からわずか10分足らずだった
ような。
さて、楽しい尾根道。
360度見渡せるすばらしき景色。
コケむした石垣。
怪しげな雲海(またの名を雨雲といふ)。
見事な青空!
広大な城域。
伐採されて見晴らしのいい曲輪たち。
訪れたものに感動を与えてくれる天空のお城、利神城。
あまりのすばらしさに、帰るのが惜しいくらい。
本当に惜しい!
・・・惜しい!
・・・・しい!
・・くやしい!
そう、こんだけ木々が伐採されて、見事な曲輪が眼下に広がっているのに、
行けないなんて!
あぁ、もったいない。
先ほどの鵜の丸を上からただながめているときから、体がうずうずしてい
たのですが、本丸からこれまた見事な大阪丸をただ見下ろすのに我慢がな
りませんでした。
天気さえよければ、ガケなんて降りるのはお茶の子さいさい(*良い子は
マネしてケガなどされないでくださいね)。
というか、嬉々として駆け下るのにぃ。
本丸から大阪丸を見下ろすこんな感じです。

まさに眼下に広がる広大な曲輪!
これを攻略しないで利神城を攻略したといえるのかっ!
・・・ちなみに横から見ると

ええと、大体本丸から大阪丸までの高さは5mくらい。
図でみるとかなりの急勾配ですが、地面がぬかってなければすべり
降りることも可能かも(“かも”なので、無茶はされないでください)
だけど、現状はぬかるんでいるので、ムリしていけば、どろだらけに
なる恐れあり。
(やはり、無茶は良くないか)
と、ちょっとあきらめかけたのですが・・・
そうだ!
Kさんが三の丸のたどりつく前に、
「ここから大阪丸に行けた道があったのに・・・」
とおっしゃっていたことが脳裏に蘇る。
あのときは、とりあえず、本丸〜
と思っていたので、気にもとめてなく、しかも、竹やぶもすごく、また
どこにも道らしきものが見えなかったので、すぐに忘れていたのですが、
馬場の下の曲輪にも行けない、鵜の丸にも行けない。
ここで、大阪丸に行けなかったら、利神城に来た甲斐がない!
と(勝手に)思い、例の三の丸下の竹やぶに行くことに。
やはりどう見ても(ちゃんとした)道はなし。
右側には見事な石垣があるも、その側面はただのガケ。
遠近法で書くとこんな感じ。

大阪丸まで距離にして200m。
要するに右側のガケをカニ歩きして、ガケ伝いに大阪丸に向かえば問題
なし!
ガケといってもここの傾斜はそんなに急じゃないよう(に見える)。
さらに、なんだか(うっすら)道も見えているような(気もする)。
同行してくださっているKさんとKさんにちょっとアイコンタクト。
(行ってもええですか?)
・・・ちょっと乗り気でない感じ(まぁ、当たり前ですが)。
「ちょっと降りて確かめてきますね!」
(と、勝手に行動)
「あ、行けそう!(と思う)」
「行けます! 行けます!(かも)」
内心で思うことと声に出していることはちょっと違いますが、急斜面を竹
の根を頼りに降りて、ガケに近づくと、案外いい感じ。
こいつぁ〜行けるかも。
というより、もう止まらなぃ。
「行きますよ〜」
振り返るとお二人も観念したのか、ついてきてくださいました。
持つべきものは城の友。
・・・ムリにつき合わせてしまい、すみませんでしたm(_)m
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
さて、大阪丸ですが、なぜ、このような名がついたのかは分かりませぬ。
鵜の丸といい、なかなかおもしろいネーミングです。
ガケの横歩きですが、さすがに歩きにくく、ちょっと疲れます。
あまりおすすめできませんが、本丸からまっすぐ駆け下りるのに比べれば
まだましかもというレベルです。
歩く事10分くらいで、大阪丸に到着。
広い!
しかも、きれーに木が伐採されているので、その広大さが一目瞭然。
まわりに石垣は残念ながらなかったですが、なかなかいい雰囲気を持つ曲輪
です。
辺りには瓦が散乱しています。
そうそう報告忘れていましたが、この利神城は最初に書きましたが、天守閣
あり、櫓あり、門あり、塀ありの一大城郭だったので、いたるところにその
面影を残す瓦があたり一面に散乱しています。
ここ大阪丸にもいたるところに瓦が転がっています。
きっとここにも塀があり、屋敷があったのでしょう。
耳をすませば、戦国時代の兵たちの声が聞こえてきそう。
大阪丸の先端までは大体100mほどでしょうか。
そこには、半分に欠けた瓦が大切に祭られておりました。
なんだか心がなごみます。
大阪丸は残念ながらまわりが高い木があるので、眼下が見下ろせません。
やはり、馬場の下の曲輪の方が眺めは抜群でしょう。
でも、やはり、曲輪はながめるよりも降りて、体で感じる方が味わい深いで
すね。
さて、大阪丸を心行くまで堪能し、来たガケ伝いの道を戻り、尾根道を戻り
駅に帰りました。
すでにTシャツは乾いてきましたが、靴・・・
そうそう、皆さん、山城に登るときは防水のトレッキングシューズがいいです。
今回のどしゃぶり体験で防水のありがたさを実感しました!
足がぐちょぐちょしないのはいいものです。
また、雨あがりの尾根道を下るときはスリップにも注意しましょう。
珍しく転んでしまいました(−−)
お尻が真っ黒けになるので、ご注意を。
駅に無事にたどりつき、ズボンを着替え、次の目的地、感状山城に向かいました。
やはり、雨のことを考えて、替えの下着とズボン、靴下、できればクツもあると
いいですね。
・・・本当に。
最後に利神城のすばらしさを世界に発信している岡さんのHPを(こっそり)
ご紹介したいと思います。
「お城めぐりFAN フォトライブラリー」
本当に美しいですね〜
感状山城に向かう最中、スーパーによってコロッケとビールを購入。
ゴクッ ゴクッ ゴクッ
プハー
五臓六腑に染み渡るとはこのことなり。
夏の山城攻略後の一杯は格別でした。
その後、お蕎麦やさんでちょっと遅めの昼食をとり、そのときも2杯目になる
ビールを痛飲。
こいつがそのあとの山城登りをつらいものにするとはこのときには気づきません
でした・・・
次回は、感状山城攻略記〜酔っ払い編〜をご報告します。
・・・呑んだら登るな。
まったくその通りですね(−−)
それでは〜