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 お城旅行記  第78号  2003年5月8日発行 (発行部数 970部)
 「熊本城攻略記1〜長塀と竹の丸編〜」
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 目次
 ★今日は何の日<8日、9日、10日>
 ★熊本城攻略記1〜長塀と竹の丸編〜
 ★編集後記
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 【今日は何の日?】                <文章提供:狸さん>

 ●慶長二十年(1615)五月八日 豊臣家滅亡。
 ●養和二年(1182)五月九日 般若野の合戦
 ●元弘三年(1333、北朝正慶二)五月十日 千早城包囲軍敗退。

 *今日は何の日? の詳しい説明はメルマガ最後尾にございます。

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 皆さん、こんにちは。
 霧隠です。

 日本三大名城の一つ、熊本城。
 今回4回目の訪城ですが、何度行っても素晴らしいお城です。

 今回は、デジカメを持っていったのですが、あまりの楽しさに120枚も撮影
 してしまいました。

 それを整理しても75枚ほどになりました。

 熊本城の魅力。
 今回改めて気づいた点が3つございます。

 1.石垣の美しさ
 2.お城と自然とのコントラスト
 3.天守閣はじめ建築物の雄大さ

 です。

 もちろん、熊本城の魅力を語るにはもっともっとございますが、今回はこの3
 つにしぼってご報告したいと思います。

 JR熊本駅から市内電車で約10分。
 「熊本城前」の停留場で降りて、お城に向かいます。

 すると、すぐに出迎えてくれるのは、加藤清正公の銅像。
 そのりりしい姿は見るものを圧倒します。

 「加藤清正公」 

 *画像はインフォシークの無料HPを使っているので、クリックするとちっち
  ゃな広告が出ますが、削除しないでほっとけばその広告はそのまま残り、次
  のアドレスからは表示されません。

 銅像の向こう側には橋がかかっており、対岸には・・・

 日本一の長さを誇る「長塀」がございます。
 その白漆喰の美しさはえもいえぬものがございます。
 さらに、川の流れの美しさ。
 空を見れば青空。

 のっけから熊本城に心を奪われてしまいます。

 「日本一長い長塀」 

 残念ながらすでに桜は五分散りでしたが、それでもわずかに残る桜の花びらは
 心が奪われるほどの美しさ。
 あと1週間早ければと心よりくやしかったです〜
 それでも、石垣の上に雄大にそびえたつ木々に思わずうっとり。

 「石垣と木々」 

 長塀の見事な石垣にみとれて忘れがちですが、長塀の逆方向にも同じく見事な
 石垣がずーっと続いています。
 川の水の青さと石垣がまたよく合うんです。

 「長塀の反対側」 

 また、長塀の方を眺めます。
 今度は橋の中央の欄干にミニ三脚を置いてパチリ。
 川をメインに撮影してみました。

 「長塀その2」 

 さて、いよいよ城内に入ります。
 いきなり、建造中の建物に遭遇します。

 そう、現在熊本城は往年のその雄姿を復元しようと各種櫓の再建中。
 今でも十分魅力的なお城なのに、さらに櫓をたくさん復元するなんて・・・
 もうその完成が待ち遠しいです。

 「飯田五階櫓再建中」 

 熊本城の攻略ルートですが、いつも長塀から見ることにしています。
 その途中にある馬具櫓の石落とし。
 細部までよくできています。

 「石落とし」 

 今回、デジカメを買ったらやってみたかったこと。
 それは、芸術品といってもいい熊本城の石垣を思う存分撮影すること!
 そのでかさ、すばらしさをご理解いただけるように、自分をスケールにして
 石垣の高さの基準にしてみました。

 「馬具櫓下の石垣」 

 某の身長が175cmなので、ちょっと見でもこの石垣は8m以上の高さになりま
 す。
 こんな石垣が至るところにある熊本城って。

 長塀の長さ242.44m。
 一直線に伸びる白漆喰の長塀。
 その奥行感は無限に続くよう。

 「長塀」 

 長塀の石垣は高さは他の石垣に比べて高さはそれほどでもないですが、その長
 さは・・・すごすぎです!
 総面積にしたら、ものすごい石の量をこの長塀だけで使用していることになり
 ますね。
 ただもうビックリです。

 「長塀の石垣」 

 長塀をしばし歩いて振りかえる。
 つまり逆方向から見ました。

 ・・・う〜ん、やっぱり美しい。

 「長塀2」 

 さて、熊本城の良さの一つに自然との調和がございます。
 草木の生い茂った青々しさは目に優しく、石垣のゴツゴツしたイメージもやわ
 らげてくれます。
 小田原城でも強く感じましたが、お城と緑。
 憩いの場として最高ですね。

 「長塀に映える木々」 

 そして、桜のピンク色が漆喰の白さと混ざり、心が奪われます。

 「長塀に映える木々その2」 

 熊本城の石垣は、“武者返し”と呼ばれる独特な勾配があります。
 それは、最初はゆるやか、徐々に急。
 最後の角度はほぼ直角という忍者も降参する代物です。
 それにしても、ゆるやかな勾配は登りやすいと錯覚させてしまいます。

 「長塀の石垣その2〜武者返しバージョン〜」 

 さて、長塀のかどっちょ、平御櫓下の石垣です。
 それにしても・・・
 その高さ!
 その精密な積み方!
 その存在感!
 もう、すばらしすぎです。

 「平御櫓下の石垣」 

 ゆうに10mはありますね。

 続いて、熊本城が誇る現存櫓群。
 その下の石垣もものすごいです。
 というか、こんな素敵な石垣だらけの熊本城。
 日本三大名城の名に恥じない素晴らしさ。
 何度来ても飽きるどころか、その魅力の虜になってしまいます。

 「櫓群下の石垣」 

 この櫓群を守るために石垣は当然“武者返し”になっています。
 真横から撮影すると上に行くに従い、急角度になっているがご理解いただける
 と思います。
 それにしても一体どんな積み方をしたらこんな心を打つ積み方ができるのだろ
 うか。

 「武者返し」 

 さて、一旦、竹の丸に戻ります。
 ここは自然あふれた空間です。
 細川氏時代からいろいろ風情ある草木が植えられていたそうです。
 ここでは、石垣よりも木々が主人公です。
 ここも某の好きな場所の一つです。

 ・・・って、熊本城には好きな場所が10箇所以上ございますが。

 「石垣と木々」 

 木々が主人公と申しましたが、よーく見ると、木陰にこっそり隠れております
 が、ここの石垣はすごいんです!

 高さ
 広さ
 大きさ

 どれをとっても一級品。
 あまりのスケールの大きさに圧倒されます。
 清正公、いい仕事しすぎです。

 「竹の丸の石垣」 
 
 石垣で圧倒された心をほぐすためにももう1度竹の丸の自然を心行くまで楽し
 みます。

 「竹の丸」 

 そして、竹の丸最大の楽しみは・・・竹の丸の中央から見える正面から見る熊
 本城天守閣です!
 初めて熊本城を訪れたときに、本当に感激しました。
 お城っていいなぁと心より思える瞬間です。
 あまりの美しさにしばしボーゼンと見とれてしまった記憶がございます。

 「竹の丸から天守閣を望む」 

 青空に映える天守閣。
 も〜、たまりません。

 これだけでも熊本城に来てよかったぁ〜と思いますが、まだまだこの感動は続
 きます。

 次回は、天守閣を中心にご紹介していきたいと思います。

 それでは

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 ●慶長二十年(1615)五月八日 豊臣家滅亡。
 六日に若江・道明寺の合戦で敗退した豊臣方は七日には真田信繁(幸村)ら
 により最後の抵抗が行われる。一時は家康の本陣を脅かした信繁も戦死する
 ともはや城方には防備の術はなく、徳川勢は大坂城に殺到、猛火の中で火薬
 の誘爆により天守閣が爆発した。秀頼は山里曲輪の倉庫に隠れ、千姫を逃し
 て助命を期したがその望みも絶たれついにこの日自刃、豊臣家は滅亡した。

 ●養和二年(1182)五月九日 般若野の合戦
 治承四年、信濃に挙兵した木曽義仲は信濃・上野・越後方面で活動し、翌年
 には横田河原で越後の城助茂(じょうすけもち)を破った。当時平家は近江
 では山本義経らを、墨俣では源行家らを破り反攻の波に乗っていた。そんな
 平家方の軍と源義仲方の今井兼平がこの日般若野で衝突、義仲方の勝利に終
 わる。このため平家方は義仲に本格的な追討軍を派遣することになる。

 ●元弘三年(1333、北朝正慶二)五月十日 千早城包囲軍敗退。
 楠木正成が満を持して籠城した千早城を囲んだ、当初百万を呼号した幕府軍
 は平攻め、水の手攻め、攻城橋といった攻撃がことごとく失敗、城側の囮に
 引っかかるなど損害ばかり重ねた包囲軍は結局兵糧攻めを選択。しかし、包
 囲軍の兵糧も傘下御家人の自弁であったため脱落が続出、そこに六波羅探題
 滅亡の報が伝わったため包囲軍は算を乱して敗退して行った。

 *「今日は何の日」について疑問点やお気づきの点は投稿者の狸
 (oodanuki@yahoo.co.jp)までご指摘下さい。

 +++++++++++++(編集後記)++++++++++++++++
 今年のGWは休みが少なかったですが、天気には恵まれましたね。
 皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?
 某は北陸に行ってまいりました。

 しかも、オニューのデジカメを持って。
 今回の熊本城の報告をしたデジカメは200万画素ですが、今度のデジカメは一
 挙に500万画素です。
 会社のカメラに詳しい後輩が、どうせだったら、いいカメラを買って長く使っ
 たほうがいいですよ、とアドバイスをくれたので、思い切って購入してみまし
 た。

 ミノルタ「Dimage7?」です。
 28?〜200?の広角度&望遠レンズ。
 さらに、F値は2.8。
 やはりいいカメラはいい写真が撮れますね。

 金沢の兼六園で、きれいな写真が撮れましたので、一足早くご紹介したいと思
 います。

 「兼六園」 

 これからもこのデジカメで、美しいお城の写真を撮っていきたいと思います。
 
 お楽しみに〜
 =============【お城旅行記】===============
 ご意見、ご感想は
 霧隠:mailto:qyj00267@nifty.com
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