皆さん、こんにちは。
キリです。
5/25日に賤ケ岳へ行ってきましたので、ご報告いたします。
賤ケ岳は、言わずと知れた織田信長公亡き後、織田家筆頭家老の柴田勝家と明
智光秀を倒し、主君のあだ討ちを成功させた羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が雌雄
を決した場所です。
前回は、佐久間盛政の布陣した行市山砦から柴田勝家の布陣した玄蕃尾城まで
の軍道探しがメインでしたが、今回は、堂木山→天神山→茂山→権現坂→賤ヶ
岳→大岩山→岩崎山の余呉湖を中心にぐるり一周、約10キロのコースを、羽
柴軍の陣地を探索しながら歩くというものです。
また、前回は、道なき道をクマの襲来を恐れながら歩いた(というよりさまよ
った)ので、気持ちに全然余裕がなく、写真も一枚も撮れませんでしたが、今
回は、道もしっかりあり、ヤブもなくドキドキもなく無事、余呉湖を一周する
ことができました(その分、興奮度は前回の方がありました)。
さて、今回は5人で参りました。
いよいよ賤ケ岳一周を始める前に記念写真を撮影しました。
ちなみに曇り空で非常に分かりにくいですが、赤線で書いたのはこれから歩く
山々の尾根道を示しています。
その全長は10キロになりまする〜
堂木山への道はしっかりあります。
途中まで山の中に畑があるので、地元の方がよく歩くのでしょう。
ふもとから大体10分くらい登ったところにしっかり遺構がございます。
土塁、空堀、虎口。
なかなか見事な遺構達。
しかも、保存状態はすばらしく、一見の価値がございます。
遺構だけを見ると、羽柴軍の方が最初から防御に徹しようとしているような気
になります。
堂木山からは佐久間盛政が布陣した行市山砦が見えます。
「堂木山から行市山を望む(遠くの方の山です)」
堂木山から天神山までは大体20分くらいです。
ここもしっかりハイキングコースになっており、ヤブなどはありません。
遺構も残っています。
…でも、写真にとってもその凹凸感は上手に表現できないのが悲しいです。
ちゃんとした遺構は、全体を通じて、この堂木山と天神山くらい。
他の茂山、権現坂、賤ヶ岳、大岩山、岩崎山は堂木山、天神山と比べるとちょ
っと見劣りするかも〜
とりあえず、天神山から茂山へ登るときに急に道がなくなります。
なくなるというより、ヤブがすごくて一瞬道が見えなくなります。
地元の人もここまではこないのでしょうね。
このヤブを越えると、多少道が分かりますが、先ほどのような明るい雰囲気は
消え、完全に「山」の中にいる気分になります。
こんな感じです。
それでも前回の30分で100mも進まない身の丈2mを越す竹やぶ&イバラに比
べればよゆー、よゆー。
ふと、左側を見ると、余呉湖が目に飛び込んできました。
…晴れていればきっともっときれいなんだろうなぁ、と思いながらパチリ。
気づいたら茂山を越えて、すでに権現坂に向かっておりました。
ただ、この権現山に入った瞬間、なつかしい雰囲気が…ブルブル。
そう!
近江名物、クマ君です。
…名物ではないでしょうが、いきなりこんなもの発見!
いやぁ、マジでこんなん見ると、今までのお気楽な気分がぶっ飛んで、「クマ君
警報モード」になりまする。
さすがにこの人数ならば襲われることはないでしょうが、自然に視線は道では
なくより遠くを見るように。
そう、一刻も早くクマ君を発見して逃げられるように…
同行者の皆さんがだんだん寡黙に。
しかも、ちょっと道なんか間違って、現在地をロストし、だんだんスリル感あ
ふれる冒険行になりそう…だったのに、いきなり右側に車道発見。
一気に現実の世界に逆戻り。
(ちょっと残念だったりして)
さて、ここまでで2時間半。
権現坂も越えているようです。
もう一つの峠を越えれば、もうすぐ賤ケ岳に到着するはず。
峠はこんな感じでした。
なにやら大きな堀切のようです。
そして、この峠を越えて歩くこと10分。
ついに、着きました!
賤ケ岳。
石碑がかっこいいです。
「賤ケ岳の石碑」
そして、記念撮影。
さすがにちょっとお疲れモードです。
山頂にはロープウエイで来れるようです。
見晴らしは…くもっておりました(^^;
琵琶湖も余呉湖も見れるので、晴れていればさぞかしすばらしい景色が広がっ
ていることでしょう。
山頂には自販機もございます。
どれどれ…と見ると、なんと! 「三献茶」があるではないか!?
皆さん、三献茶ってご存知ですか?
そう、石田三成公と豊臣秀吉公が最初に出会った際のエピソード。
お寺の小僧だった、三成公は、寺に休みに来た秀吉公が茶を所望した際に、最
初の一杯は、量の大目のぬるめのお茶を。
二杯目はさっきよりちょっと熱めのお茶をさっきより少な目の量で。
三杯目は熱〜いお茶を小さな茶器に入れて差し出した…
最初の一杯は水分を補給し、二杯目でのどをうるおし、三杯目でお茶を味わう。
三成公の機転のよさに気づいた秀吉公が召抱えたというエピソードです。
丁寧に自販機にこのお話が書かれておりました。
さて、賤ケ岳で余呉湖一周の約半分。
残り五キロありますが、ほとんど下り道で、しかも道はよく整備されたハイキ
ングコース。
楽しく歓談しながら一気に岩崎山に向かいます。
しかし、この岩崎山の遺構がなかなか見つからずに難渋しましたが、最後によ
うやく見つけることができました。
最後に6時間にも及ぶ賤ケ岳めぐりを終了し、山のふもとに戻ったときに記念
撮影いたしました。
ご一緒してくださった皆さん、お疲れ様でした!
次はどんな3Kが待っているのか今から楽しみです〜
…正直今回は距離は大変でしたが、それほどつらくなかったので〜
以上で、堂木山→天神山→茂山→権現坂→賤ヶ岳→大岩山→岩崎山という余呉
湖一周めぐりのご報告を終えたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは〜