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【週刊『孫子の兵法』】 第3号
「1 始計篇 3.7つの比較検討」
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故ニ、コレヲ校(くら)ブルニ計ヲ以ッテシテ、ソノ情ヲ索(もと)ム。
曰ク、
主、孰(いず)レカ有道ナル、
将、孰レカ有能ナル、
天地、孰レカ得タル、
法令、孰レカ行ナワル、
兵衆、孰レカ強キ、
士卒、孰レカ練(なら)イタル、
賞罰、孰レカ明ラカナル、ト。
吾、コレヲ以ッテ勝負ヲ知ル。
次に、7つの条件を比べることで、敵味方の優劣を把握する。
1.君主はどちらが立派な政治を行っているか?
2.リーダーはどちらが優秀か?
3.天の時、地の利はどちらが有利か?
4.法令はどちらが徹底されているか?
5.軍隊はどちらが強いか?
6.兵卒はどちらが訓練されているか?
7.賞罰はどちらが公正に行われているか?
この7つの条件を比べることで、勝敗を知ることができる。
<解説>
孫子は軍隊のことを述べているが、これを会社組織に当てはめて考えてみよう。
1.社長はライバル会社とどちらがすぐれているか?
2.部課長はどちらがすぐれているか?
3.経営状況、営業力はどちらがすぐれているか?
4.規律はどちらが保たれているか?
5.チームはどちらが活発であるか?
6.個人のモチベーションはどちらが高いか?
7.評価はどちらが公平であるか?
この7つの条件が相対的にどちらの方がどのくらいすぐれているか。
7つすべては無理でも半分以上すぐれていれば相手組織に勝てる見通しが立つ
ことになる。
【参考文献】
『孫子の兵法』 守屋洋 三笠書房