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【週刊 孫子の兵法】 第7号
「2 作戦篇 1.戦争の費用」
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孫子曰ク、オヨソ兵ヲ用ウルノ法ハ、馳車(ちしゃ)千駟(せんし)、革車(か
くしゃ)千乗、帯甲(たいこう)十万ニテ、千里ニ糧ヲ饋(おく)ル。
則(すなわ)チ内外ノ費、賓客ノ用、膠漆(こうしつ)ノ材、車甲ノ奉、日ニ
千金ヲ費シテ、然(しか)ル後ニ十万ノ師挙ガル。
軍を動かすには、戦車千台、輸送車千台、兵十万もの大軍を動員し、千里のか
なたに兵糧を送らなければならない。
したがって、諸経費、外交費、調達費、兵器の補充費などに一日莫大もの費用
がかかる。
こうした費用をかけなければ軍を維持することはできない
<解説>
戦争の目的を述べた後、孫子は戦争にかかる費用のことを述べている。
戦争には莫大なお金がかかる。
これは現実である。
竹やりでは敵に勝てないのである。
軍を維持するのも、会社を経営するのも資金繰りができなければいけない。
そのためには会社経営にはどのくらいの経費がかかるのか。
それを把握できない者に会社が経営できる訳がないのである。
【参考文献】
『孫子の兵法』 守屋洋 三笠書房