松雄芭蕉の「奥の細道」(松島や山寺や平泉を含む現代の俳句街道構想) 登録運動の有無:なし 登録の可能性評価:★★★(高) 所在地:岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県など |
|
【世界遺産に登録できるか?】 これは全くもって私の独創的意見です。 松尾芭蕉が旅した「奥の細道」を、 ドイツのゲーテ街道のような街道にできればと思い、 提案させていただきます。 まず奥の細道は以下のような内容で書かれています。 序文 一>千住旅立ち 一>草加 一>室の八島 一>日光山麓 一>日光 一>黒髪山・曾良 一>裏見の瀧 一>那須の黒羽へ 一>那須八幡 一>修験光明寺 一>佛頂和尚山居跡 一>殺生石 一>遊行柳 一>白河の関 一>須賀川 一>福島 一>佐藤庄司旧跡 一>飯塚温泉 一>笠島 一>武隈の松 一>仙台 一>多賀城 一>末の松山 一>塩釜 一>松島 一>石巻 一>平泉 一>尿前の関 一>尾花沢 一>立石寺 一>大石田・最上川 一>出羽三山 一>鶴岡・酒田 一>象潟 一>越後路 一>市振の宿 一>越中 一>金沢 一>小松 一>山中温泉 一>曾良との別れ 一>汐越の松 一>天龍寺 一>永平寺 一>敦賀 一>種の浜 一>大団円大垣終着 これを見ると、 東北地方には現在でも当時と同じ景観が保存されている場所が多いのことに気づきます。 また芭蕉が日光、仙台、多賀城、松島、平泉、立石寺(山寺)、出羽三山、金沢、永平寺といった、 貴重な文化財や歴史的文化財の多い街を巡っていることも判ります。 ですから、 あまりいいやり方ではないかもしれませんが、 奥の細道というカテゴリーでくくって、 東北地方の文化財をごっそり世界遺産化するという方法はどうでしょうか? ちょうど四国八十八箇所霊場の世界遺産化とよく似た手法です。 検討の余地はあると思います。(著=収斂) 2003/02/08 |
|
目次へ戻る トップページへ戻る |