国際機関の「世界の記憶」



・説明文は原則としてUNESCO公式サイトからの抄訳です。一部、ほかの資料を参考にしたものは文末に注記しました。
・写真はすべてUNESCO公式サイトからの転載です。各写真に転載元のリンクを貼っています。


■国際連合ジュネーブ事務局
  名称 登録年 説明
国際連盟の文書(191946
League of Nations Archives 1919-1946
2009 国際連盟は、第一次世界大戦の終結から間もない1919年に設立された。平和と協調をもとめた史上初の国際機関としての設立目的などをまとめた文書をはじめ、議事録、批准国に関する資料、その他各種の外交文書が登録された。



■国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)
  名称 登録年 説明
パレスチナ難民に関するUNRWAの写真・フィルム記録
UNRWA Photo and Film Archives of Palestinian Refugees
2009 国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA:アンルワ)は1950年の設立以来、パレスチナ難民の歴史のすべてを記録するべく、数多くの写真と映像を残してきた。1950年代の難民キャンプ設立、67年の第二次中東戦争、80年代後半から2000年代にかけてのレバノン内戦など、中東を揺るがしてきた数々のできごとが、1万点のモノクロ写真、1万5000点のカラースライド、75点のフィルム、400点のビデオテープに記録されているのである。
→この写真を見る UNRWA Photo archive



■赤十字国際委員会(ICRC)
  名称 登録年 説明
国際戦時捕虜情報局の文書(191423
Archives of the International Prisoners of War Agency, 1914-1923
2007 1914年8月に勃発した第一次世界大戦は、52カ月にわたって人類社会を引き裂き、数多くの兵士が捕虜となり、多くの民間人が敵国で抑留された。「世界の記憶」には、国際戦時捕虜情報局がまとめた捕虜の拘留記録、病気などによる帰還報告、本国送還のための交渉記録などが登録された。また、合計200万人もの捕虜を記載した40万ページにおよぶ捕虜リストも登録対象。いずれも、20世紀を象徴する一大記録群である。




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