解説
“発明王”トーマス・アルバ・エジソン(1847-1931)の研究所跡。エジソンは1870年、ニュージャージー州ニューアークに研究所を開設し、それは76年メンロパークに、87年ウェスト・オレンジに移った。
世界遺産に推薦されたエジソン国立史跡はウェスト・オレンジの研究所跡で、機械・電気など各種研究施設が保存され、エジソンの発明品などが展示されている。また世界初の活動写真スタジオ「ブラック・マリア」も復元展示してある。87年から1931年までのここでの研究生活のなかでエジソンが発明したものには、蓄音機、蓄電池、キネトホン(蓄音機と映写機を連結したもの)などがあり、20世紀への影響は計り知れない。
ヨーロッパ・北米の裏世界遺産目次へ
裏世界遺産の館目次へ
|