エジソン国立史跡
Edison National Historic Site


国名 アメリカ合衆国
分類 文化遺産
所在地 ニュージャージー州北部。ニューヨークの西およそ20kmのウェスト・オレンジ

 



Photo credit:Nipperhead
   

審議歴
1979年

登録延期 … ICOMOSは、本物件は登録基準(6)に該当すると判断したが、この遺産の登録推薦は、基準(6)の扱いの難しさを改めてつきつけるものとなった。事実委員会も、現在の登録基準では、(6)のみに該当する文化財による過度の登録推薦が引き起こされはしないか、憂慮している。登録基準(6)の定義の改訂などを行う必要があるため、本物件の登録可否の審議は中断する。

1980年 不登録 (詳細不明)
本物件は暫定リストへの掲載歴はない(2008年現在)


解説
  “発明王”トーマス・アルバ・エジソン(1847-1931)の研究所跡。エジソンは1870年、ニュージャージー州ニューアークに研究所を開設し、それは76年メンロパークに、87年ウェスト・オレンジに移った。
  世界遺産に推薦されたエジソン国立史跡はウェスト・オレンジの研究所跡で、機械・電気など各種研究施設が保存され、エジソンの発明品などが展示されている。また世界初の活動写真スタジオ「ブラック・マリア」も復元展示してある。87年から1931年までのここでの研究生活のなかでエジソンが発明したものには、蓄音機、蓄電池、キネトホン(蓄音機と映写機を連結したもの)などがあり、20世紀への影響は計り知れない






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