解説
グアテマラ中東部の岩肌むき出しの山岳地形に設けられた生物圏保護区。面積およそ250平方km。保護区内には低地森林と雲霧林があり、豊富な生物群を守っている。
ここではさまざまな生物が見られる。中南米産の大型のワシタカ類のオウギワシや、キヌバネドリ科のケツァール、そしてジャガーやバクなどの哺乳類、ランなどの着生植物といった具合に、生態系は豊かである。しかしここ数年は保護区を取り巻く状況は悪く、農地の開墾、伐採、密猟などによって、資源や生物は減少傾向にある。
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