解説
ガイアナは国土の8割が未開とされる。その広大な森林国土のほぼ中心に、カイエトゥール国立公園がある。面積はおよそ630平方kmにもなり、ポタロ川流域の高原・森林・低木林のなかに、固有種を含む多くの生物種を守っている。
カイエトゥールにおける動植物の豊富さはガイアナ国内においても特筆に価するものだが、ここのメインは公園のほぼ中央に位置するカイエトゥール滝である。ポタロ川の断崖に突き出した岩盤上から滝が流れ落ち、落差226mは、一段の滝として世界一と言われる規模である。
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