シディー・ブー=メディーヌ
Sidi bu-Medina


国名 アルジェリア
分類 文化遺産
所在地 アルジェリア北西部の都市トレムセンの郊外、エル・ウバッド


審議歴
1982年 審議延期 … 推薦区域の再考と、その保護を強化するように求められた。
1985年以前 暫定リストに記載。
1995年 暫定リストより削除。


解説
  トレムセンの市街地から2km離れた郊外にあるシディー・ブー・メディーヌ寺院は、13〜14世紀のメレニド王朝による建築として、著しい証左である。この地は伝説的なスペイン人、シディー・ブー・メディーヌが、モロッコへ向かう旅の途中で落命したところである。寺院のクッバ(ドーム屋根)は1339年の築造部分が現存しているが、修復時にオリジナルの装飾は失われた。また、ブロンズめっきの施された杉材の扉や、大理石の美しい井戸、 素晴らしい出張りをもつ入口部などをともなうシディー・ブー・メディーヌ寺院は、マグレブでも有数の建築遺産となっている。



参考文献
『アルジェリアハンドブック 旅と暮らしのすべて』 日本アルジェリア協会編、西田書店、1983






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