マーチソン・フォールズ国立公園
Murchison Falls National Park


国名 ウガンダ
分類 自然遺産
所在地 首都カンパラの北北西およそ200km


審議歴
1994年 不登録 … マーチソン滝は重要な自然現象であり、周辺は過去10年間に減少したゾウ、キリン、ナイルワニの生息地として重要であることが認められている。しかし委員会は、この地域にある同様の自然と比較した結果、マーチソン・フォールズ国立公園の世界的重要性は二次的であるとし、世界遺産に登録しないことを決めた。
本物件は暫定リストへの掲載歴はない(2008年現在)

 

 



Photo credit:CHICO
TRAVEL BUREAU LTD
   
解説/文=収斂さん
  マーチソン・フォールズ国立公園はウガンダ最大の国立公園で、面積は3985平方キロもある。ここは野生動物が豊富だが、この公園でとくに有名なものは、公園中央部を流れるナイル川(ビクトリア・ナイル)だろう。園内にあるマーチソン・フォールズは幅6m、高さ38mの小さな滝ではあるが、この滝を境にビクトリア・ナイルは白ナイルと名前を変える。
  この川一帯にはカバ、
ワニのほかに、ゾウも多く生息している。また公園北部にはサバンナが広がっているので、ライオンなどの肉食獣も多く見られる。近年までゲリラ勢力がこの公園一帯にまで出没して、密猟行為を行っていたが、最近ではようやく落ち着きを取り戻しつつある




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