バレ山 (1981年の推薦名)
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解説 エチオピアの国立公園のなかでも、とくに動物の多さで知られるバレ山国立公園(面積2400平方キロ)には、確認されただけでも60種以上の哺乳類、260種以上の鳥類が棲息している。バレ山で見られる動植物には固有種も多く、絶滅の危機に瀕する種もある。代表的な動物はアビシニアジャッカル(イヌの仲間)、マウンテンニャラ(ウシの仲間)などで、とりわけマウンテンニャラはエチオピアの高地森林・荒野にしかいない。またバレ山国立公園では、深く切り込んだ峡谷や滝、台地、高山湖など、たいへん美しい自然景観も見ものとなっている。 裏世界遺産の館目次へ |