解説
インド西部の大カッチ湿地(Great
Rann
of
Kutch)にある、野生ロバの一種オナガーを保護する地区。アラビア海より強風が吹きつけ、この湿地は塩分を含む。オナガーはアジアノロバの一亜種。西アジアに広く分布することから、ペルシャノロバとも呼ばれている。しかし生息数は極めて少なく、野生で300頭、飼育下でも200頭ほどしかいない。ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)記載の国際保護動物であり、IUCNのレッドリストでも「絶滅危惧種」の指定を受けている。
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