解説
キルタール国立公園はパキスタン南部のインダス川西岸にあって、面積およそ3000平方キロ。曲がりくねった峡谷と岩肌の露出した景観が広がる。ここはセンザンコウ、ヒョウ、アイベックスなど、珍しい動物の避難所となっている。
ラニー・コット城塞はキルタール国立公園内にあり、周囲24km、広さ50平方キロもある世界最大級の城塞だ。広大な敷地にはいくつもの城があり、ミーリー・コットと
シエール・ガルの2つの大きな城を中心に、巨大な複合建築を形成している。建設は19世紀初頭で、この地を支配たタールプール朝が、タッタと中央アジアを結ぶ隊商ルートを確保するために設けたものである。
アジアの裏世界遺産目次へ
裏世界遺産の館目次へ
|