解説
ウティーム島はモルジブ最北部のハー・アリフ環礁(北ティラドゥンマティ環礁)中南部に位置し、モハメド・タクルファーヌの出身地と考えられている。タクルファーヌは1573年、当時モルジブを支配していたポルトガル人から首都マレを奪還し、ウティーム朝を建国した。
ウティーム島の西にあるガドゥヴァル(ガンドゥヴァル)は、かつてタクルファーヌが居住した宮殿で、モルジブ有数の歴史的建造物。(20世紀に復元か?)。敷地内には一族のための居館やモスクなどがあり、当時の暮らしぶりを知ることができる。現在のウティーム島は人口450人ほどだが、いまなお英雄として名高いタクルファーヌゆかりの島として、モルジブ国民には有名な観光地となっている。
参考ウェブサイト
http://www.utheemu.netfirms.com/
アジアの裏世界遺産目次へ
裏世界遺産の館目次へ
|