マールブルクの聖エリザベート教会
The Church of St. Elizabeth, Marburg


国名 ドイツ
分類

文化遺産

所在地 フランクフルトの北およそ80km


審議歴
1980年 暫定リストに記載。
1983年 辞退 … 「世界遺産リストに加えられないと思われる」との評価を受け、最終評価が下る前に西ドイツ政府(当時)は推薦を辞退した。
1995年 暫定リストより削除。


 



写真提供=おかきさん
   

解説/文=収斂さん+浦に〜と
  マールブルクは、カッセルからフランクフルトへ向かう途中にある人口5万人くらいの町だるが、ここには13世紀にはじまるヘッセン家の古城が多く点在する。聖エリザベート教会(ザンクト・エリザベート教会)も13世紀創建のゴシック建築で、ハンガリーの王女エリザベスを祭る。彼女はマールブルクで人民救済に努め、24歳の若さで他界してから聖人となった。この教会はロマネスクからゴシックへの転換の様子を示しており、ドイツで最も古いゴシック建築の教会である。
  なおヘッセン家のレジデンツは、宮殿を思わせる壮麗なもので17世紀に改築されてはいるが、現在は小博物館として一般公開されている





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