イポイタルノーツの化石発掘地 (1993年の推薦名)
Fossil Findings of Ipolytarnoc

タルノーツの古環境 (2004年の推薦名)
Palaeohabitat of Tarnoc


国名

ハンガリー

分類 自然遺産
所在地 首都ブダペストの北北東およそ90km


審議歴
1993年

不登録 … この遺産はハンガリーのものとして重要だが、世界遺産の登録基準を満たしていない。

2001年 暫定リストに記載。
2004年 不登録 … ハンガリー政府は登録基準(8)に該当するとして、本物件を推薦した。IUCNは、中新世(2300万〜500万年前)の化石発掘地には、ほかにも良好な保存状態のものがあることや、化石発掘地として世界遺産に登録されたほかの場所に比べ、発見された生物群がそれほど多様ではないこと——などを理由に、本物件は世界遺産に登録できないと判断した。


解説
  「ハンガリーのポンペイ」と称される、およそ2000万年前(中新世初期)の化石出土地。ブック(Bukk)国立公園内に位置し、スロバキアとの国境線にごく近い場所にある。サメの歯、サイの足跡化石、ゾウ類、葉や大木の化石が出土している。






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