解説
広大な森林にいくつもの湖沼が点在するベレジンスキー生物圏保護区は、数多くの野生生物の楽園であり、52種の哺乳類をはじめ、多種の鳥類・魚類・爬虫類・両生類が確認されている。とくに絶滅の危機にひんするヨーロッパバイソンの棲息地として、世界遺産登録地の「ベラヴェシュスカヤ・プーシャ国立公園」とともに、ベラルーシでも重要な場所だ。さらに南部タイガの典型であるこの針広混交樹林には、780種以上もの植物が生育するともいわれ、1978年、ユネスコの生物圏保護区に指定された。面積は1139.29平方キロ。
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