Biogradska山国立公園
Biogradska Gora National Park


国名 モンテネグロ
分類

自然遺産

所在地 国土の東方


審議歴
1985年 暫定リストに記載。
1997年 審議対象外 … 登録に関する審査がまだ行われていないため。


 



Photo credit:DANKO TABOROSI
   

解説/文=収斂さん+浦に〜と
  Biogradska山国立公園には、Bjelasica山を含む非常に美しい景観が見られ、1878年以来自然保護区に指定されている。面積は54平方キロ。公園の中央は Biogradsko湖を囲んで原生林が広がっているが、この Biogradsko湖のほかにも、氷河によって削られてできた小さな湖が5つある。
  森林のほとんどが、人の手がまったく入ったことのない状態で保護されている。この森の植生は落葉樹の混合林で、大半をブナ(beech)が占めるが、ほかにトネリコ(ash)、数種類のカエデ(maple)、オーク(oak)、ヤナギ(willow)、ハンノキ(alder)なども含み、またトウヒ(spruce)や モミ(fir)のような針葉樹もみられる。現在この公園からは86種類の樹木が報告されている。自然と朽ちた樹木は菌類によって分解されるが、この公園はとりわけそういった菌類が豊かで、調査の結果、100種類近い菌類が確認されている。






ヨーロッパ・北米の裏世界遺産目次へ

裏世界遺産の館目次へ