バシキリアン・ウラル
Bashkirian Ural

国名 ロシア
分類 自然遺産
所在地 ロシアの中西部にあるウラル山脈の南端。ウファの南東およそ200km付近


審議歴
1998年 不登録 … この遺産は広葉樹林として、ヨーロッパにおいて重要なものである。だが世界遺産としてみた場合には、顕著で普遍的な重要性を欠いており、リストに記載できない。
本物件は暫定リストへの記載歴はない(2008年現在)


解説
  ロシア連邦、バシコルトスタン共和国領内のウラル山脈には、バシキリア国立公園をはじめ10あまりの自然保護区が設けられている。ウラルはヨーロッパとアジアを分かつ大山脈で、南北2500kmにもなり、その最も南西にこれらの保護区群は位置している。
  ここはヨーロッパでもとりわけ重要な自然保護区とされ、太古の原生林が残されている。多くの生物が見られるが、とくに鳥類の生息地としてよく知られ、ハヤブサやイヌワシなどにとってヨーロッパでは大切な生息地になっている。また、世界的に稀少なヒメチョウゲンボウ(IUCNレッドリスト「絶滅危惧種」指定)や、オジロワシも棲息している。





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