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解説/文=収斂さん ムーア人の攻撃を迎えうつ天然の要害
サンタレン(Santarem)はローマ帝国時代に植民都市として建設され、サンタレン地方の中心地として栄えた古都である。当時の名前は、ユリウス・カエサル(Julius
Caesar)にちなんで
Praesidi-um
Juliumと呼ばれていた。この街は川幅51メートルのテージョ(Tagus)川の右岸にの高台に建設されている。それはテージョ渓谷(Tagus
valley)は天然の要害であり、ムーア人(the
Moors)の侵攻に対抗するためでもあった。そのためサンタレンの街は、高台から低地に向かって建設されていった経緯がある。
旧市街にはいまでもカルカソヴァ(Alcacova)城とその城壁が残っている。この城塞は中世に建設されたものだが、いまではほとんどが廃墟であり、あまり修復されていない。だが建設された当時は、ポルトガルでもとくに規模の大きいレジデンツの一つだった。 |