| ハンガリー語の歴史 |
ハンガリー語とは
ハンガリー語はウラル語族の中に属している。ウラル語族としてハンガリー
語の他に挙げられるのはフィンランド、エストニア、ラップ、サモエード語などだが、
一番ハンガリー語に近いのはシベリアのオスチャーク、マンシの言語。
歴史
ハンガリー語の最古の文献は地名、人名などは10世紀頃に東ローマ帝国の記録
に残されているのが最古と言われ、12世紀にラテン語文書中の<<弔詞>>13世紀
頃に「死者の言葉」、14世紀頃に「古ハンガリー
マーリアの嘆き」「ジュラフェヘール
ヴァールの断片」「ケーニヒスベルクの断片」15世紀頃に「シュレーグリ・ベステル
ツェイ単語集」等が現在では知られている。16世紀〜17世紀にはプロテスタント派
によって多くの宗教書が印刷され、ここにマジャール(ハンガリー)
文学語が出来上がった。18世紀初頭にカヅィンツィ・フェレンツが言語改
革運動を行い、ハンガリー語の言語愛護運動を提唱し、その精神は19世紀を
続けて行われた。
★ハンガリー語公用化の流れ★
| 1790年 | ヨーゼフ2世のドイツ化政策に反発して、ハンガリーの貴族達がハンガリー語を平等に使うべきだと主張した。 |
| 1825年 | ラテン語の代わりにハンガリー語を使うべきだとオーストリア帝国に要求。 |
| 1830年 | 再び議会でハンガリー語を公用語とする要求が出される。 |
| 1840年 | ハンガリー語を公用語とするとコシュートが宣言。 |
| 1844年 | 議会はラテン語を廃止し、公教育の唯一の言語としてハンガリー語を制定。(言語法) |